家族からの手紙。
フランスでの手続きで書類が必要だったので、日本に居る家族にお願いして郵送してもらったのですが、みんなの近況が知りたくて「手紙入れてくれたら嬉しい」的な感じでお願いしました。
先日無事に書類が届き、中を見ると姉と妹と祖母からの手紙が入っていました。
祖母からは昨年末にフランスに戻る時も手紙をもらっていたのですが、妹から手紙をもらうのは初めてでした。
妹からの手紙には、普段話さないような内容が書いていて、最後らへんには「こんなに色んなこと書いて恥ずかしい」と書いてありました。
私としては書いてあった内容すべてが嬉しくて、読みながら泣きそうになりました。
祖母からの手紙には、歯医者での治療が終わって、食べ物が美味しく食べられて本当に嬉しいと書いてありました。
今回、家族に手紙をお願いして、受け取って、知れて良かったなぁと思ったのは、いくらインターネットが発達していつでもメッセージを送れて、ビデオ通話ができるとしても、手紙でしか書けないこともあるということです。
フランスで生活して、フランス人たちと話していると、自分の日本の家族はどうしてこんなにお互いのことを話さないんだろう?と不思議に思います。
フランス人は特におしゃべり好きで、家族でも友達でも、お互いの近況や意見について話すのが大好きです。
私はそんな国民性が好きなので、自分の家族があまり話さないことを「もっと話せばいいのになぁ」なんて思っていたのですが、
今回、妹と祖母から長い手紙をもらって、これはこれで良いなぁと感じました。
「愛してる」って言葉もそうなんですが、海外では「アイラブユー」とか「ジュテーム」とか比較的よく言い合います。
それはそれで良いとして、日本人が「愛してるよ」って頻繁に言うべきかどうかは、別の話だなぁって思います。
やっぱそれぞれにそれぞれの良さがありますね。
家族から手紙をもらって、コミュニケーションには色んな方法があるなぁと、改めて思いました。
直接伝えるのが得意な人もいれば、手紙の方が得意な人もいて。
直接伝えるのが苦手な人に、「あなたのこと知りたいから喋って」と言っても、その人にとっては苦痛だったり恥ずかしかったりで。
そこで「この人は自分のこと話すのが苦手なんだな」と判断してしまうのは勿体なくて、その人に合った方法があるんですね。
実は私も、自分の家族に自分のことを話すのは苦手で。というか慣れてないので、恥ずかしくて。なので今回もらった手紙を機に、家族宛てに手紙を書いてみました。
SNSのメッセージと違って、自分が書いたことが手元に残らないので少し不安ですね。
あれ何て送ったっけ?って確認できないので。削除もできないし。
でも、だからこそ書けることってあるかもなぁと思いました。
手紙はいいね。
自分が面白いと思うものを書いていきます。 あなたが私の記事を面白いと思ってくれたら最高です。 もしサポートいただけたら大きな支えになります。 読んでくれてありがとうございます(^▽^)