散歩できるのが真の友達かも
最近まで飲食店の閉店はだいたい20時だった。
仕事の後に友達とご飯をしようと思っても、1時間いられるかどうかといった程度。片方が一人暮らしでもしていればまだしも、どちらも実家だったらご飯のあと行くあてもなく、余計に時間が限られる。
こういう状況になってから遊ぶ友達が限られていったという話もよく聞く。
これまで定期的に会っていたわけではなかった友達とはどんどん疎遠になっていったし、よく遊んでいた友達でもコロナに対する考え方があまりにも違うのがわかると遊びづらかった。
そんななかでこれはいいなと思った関係性が、散歩できる友達だった。
特に目的地もないし、そのときにすごく話したいことがあるわけでもないけれど、空きれいだね〜とか言いながら一緒に歩く時間。
誰かが横にいるという心地よさと、外の空気の心地よさが、気分を軽くしてくれた。
ご飯を食べたり旅行に行ったり、お金をかけて遊ぶのは楽というか簡単なことだけれど、お金をかけずに遊ぶことや一緒にいることができる友達はこれからもずっと大切にしたいと思った。そしてどんな友達もお金がないと関わりづらい関係にはしたくないなと思った。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?