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見積がしんどい。原因と対策を考えてる

私は機械設計や製図の請負に従事しています。
なんだか本業で手を動かす事よりも、「見積書作成」が一番疲れます。基本的には儲けにならない時間なので、焦るんですよね。

でも手を抜くと自分が苦労する。そこで、原因をさぐりつつ、私なりの対策を紹介します。

対策を先に言うとこんな感じ

・ 値段をこちらが先に決めておく
・ そもそも請けない業務を決めておく

自分で方針を事前に決めて淡々と従う、のがポイントです。

見積書の作成で赤字!?

極端な例ですが、「見積時間1時間」の案件があったとしましょう。
実際の作業時間は0.5時間で済んだとしても、事前のヒアリングや見積もり書の作成に2時間かかってたら。

やばい……認めたくないけど(時間的には)赤字。

見積もり段階って工数を透明に考えてしまいがちですけど、実際には頭と体が拘束されちゃってます。


どうして見積に時間がかかるのか?

どうして見積もりに時間がかかるのか……。
あくまで私の場合ですが、原因は大きく2つです。

1. 先方の仕様がフワフワしている
2. 事前調査に時間をかけてしまった


1. 先方の仕様がフワフワしている

フワフワは一番よくあるパターンです。

そんな時は問合せを重ね、作業工程を具体化していきます。

曖昧なままだと無限仕様変更ループになるので、カッチリと固めねばなりません。これがしんどいんです。

なかなかこの段階だと明確に請求できないので、時間だけがどんどん過ぎていきます。

2. 事前調査に時間をかけてしまった

これはこちらの都合です。
10分で楽に仕事を済ませられる方法を、数時間かけて調査する」という具合です。
ノウハウが蓄積されるので完全に損とはいえないけど、収穫がないとただ働き、ということになります。

▼ 例えばこの記事のケース。徹夜で取り組みましたが、結果疲労が軽減されたので成功でした。


じゃあどうすればいい?

なんかどうしようもない気がしますが、対策としては標準料金を事前に決めておくと良いです。

それを、ホームページに載せておく。きちんと明文化すると、自分の指針にもなります。

組立図からの部品図展開:〇〇円/A3 1枚
※修正N回まで含む

みたいな感じ。

でも案件は千差万別なので、結局は聞き取りが必要になる事が多いですけどねw

あとは、そもそも請けないのも一つです。

当初はすべて請けていましたが、「請ける業務」を絞りました。決めた事以外は引き合いがあっても感謝しつつ、早々に辞退しています。




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