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【読書】『積読こそが完全な読書術』〜小田原の本屋さんで購入〜

箱根の「ポーラ美術館」に行った帰りに、小田原にある『南十字』という本屋さんに寄りました。
前から行ってみたいと、気になっていた本屋さんです。

箱根から小田原駅に向かうバスを、「箱根口」というバス停で下車して、直ぐのところにありました。
位置的には小田原城の南側で、小田原駅から歩いてだと、15分くらいのところです。
発声練習をしたことのある方は知っていると思いますが、あの「外郎売」でお馴染みのういろう屋さんが斜め向かいにあります。

お店は、城下町らしい町屋の雰囲気を残しながらも、綺麗で清潔感のある、お洒落な空間です。
カフェスペースもあって、時間があれば、本に囲まれたところでゆっくりとコーヒーを飲みたかったのですが、小田原城にも行きたかったので、また今度の機会にすることにしました。

並べられている本は、大型書店や駅ナカにある書店のような、流行りの雑誌や売れ筋の小説なんかは見当たりません。
ここに来ないと、先ず出会うことができないような本ばかりが並べられています。

そんな中で私と目が合ったのは、『積読こそが完全な読書術である』という本です。
なんという、猛々しいタイトルなのでしょうか。
タイトルを見た瞬間、買うしかないと思いました。
「ジャケ買い」ならぬ、「タイトル買い」です。
積読というと、後ろめたい気持ちしか湧かないものですが、それを完全な読書術と言い切るところがすごいです。

世の中に、完全と胸を張って言えることなんて、そんなに多くありません。
野球でいう、完全試合を例にとってみます。
昨年、プロ野球ではロッテの佐々木投手が達成しましたが、長い日本のプロ野球の歴史の中で、たったの16人しか達成していないのです。
それだけ、完全試合を達成するのは難しいことなのです。

完全な読書術が、積読ということになると、私のこれまでやってきたことは間違いではなかったんだと、自信が湧いてきました。
これからは、胸を張って積読を極めていきたいと思いました。

それでこの本の内容なのですが、まだ全く読めていないので、よくわかっていません。
タイトルの如く、既に積読本の中の1冊になっています。
正に、有言実行をしている訳です。



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