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【読書】高野秀行(著)『ワセダ三畳青春記』を読了。

高野秀行(著)『ワセダ三畳青春記』という本を読了しました。
著者の高野秀行さんは、1966年東京都八王子市生まれです。
私よりも1年後輩ということになります。
同じ時代を生きてきたわけですが、大阪に生まれて、公立高校を卒業し、大学へは行かずに就職をした私とは、まった違った人生を歩んできました。

「青春」というのは、いつからいつまでのことを言うのでしょうか。
国語辞典で調べてみると、

〔夢・野心に満ち、疲れを知らぬ〕若い時代。〔主として、十代の後半から二十代までの時期を指すことが多い〕

三省堂 「新明解国語辞典 第【八】版」より

と書かれています。
私の中では、「青春」というと学生がスポーツをしているというイメージがあります。
就職をして、スーツを着ている姿からは、青春という文字は思い浮かびません。

昔、「とびだせ青春」とか、「われら青春」というテレビドラマが流行りました。
その後も中学校や高校を舞台にしたドラマがたくさんありましたが、「青春」と言う文字がタイトルに入った作品はあまりなかったように思います。

「青春」というと、松任谷由美さんの「あの日に帰りたい」を思い出します。

青春の後ろ姿を
人はみな忘れてしまう
あの頃の私に戻って
あなたに会いたい

松任谷由美「あの日に帰りた」の歌詞より

中々、しんみりとくる歌詞です。

あと、JRの「青春18きっぷ」というのがあります。
「青春」と付きますが、何歳でも利用できます。
使ったことはないのですが、私は今、50歳以上が対象の「大人の休日倶楽部」に入会しています。

『ワセダ三畳青春記』は、ノンフィクション作品とは思えない、小説を超えたエピソードが満載です。
そして後半は、とてもシャイな高野秀行さんに出会えます。


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