4月4日(火)メディア日記

 立憲民主党は3日、毎週、開催される衆院憲法審を「サルのやること」などと発言し、更迭された小西洋之議員の後任として、参院憲法審の野党筆頭幹事に、杉尾秀哉議員が就任することを決定した。杉尾は、元TBSの記者・ニュースキャスターで、2016年の参院選で初当選。いわゆる“モリカケ問題”では、小西議員とともに与党を執拗に追及してきた。

 小西発言で元気を取り戻したのが、日本維新の会、国民民主党、れいわ新選組。れいわ新選組の山本太郎は、尻馬にのって「すべてのサルに対する真摯な謝罪を求めたい」など場違いなコメントまで飛び出した。国民民主党の玉木代表にいたっては、「筆頭幹事を外れるだけで、処分がなされたとメディアの皆さんはどう思うのか。小西氏は高市早苗に議員辞職すべきだと言ったので、整合性をとる対応をしないと、党の信頼は成り立たないじゃないか」と暗に小西の議員辞職まで匂わした。

 メディアでは産経新聞が鬼の首を取ったかのように連日、立憲民主党の責任を追及し始めた。

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