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色に癒される

色の持つ力で、人々の心を癒したり、病気の症状の改善、認知症予防等に効果を発揮することがあります。こう言った治療法をカラーセラピーと言います。

Ⅰ.はじめに

カラーセラピーは色の持つ力を利用して、人の心身のバランスを整えるマインドボディ医学の一技法です。
ここでは、科学的根拠に基づき、カラーセラピーが個人の気分や感情、生理機能にどのように影響を与えるのかを明らかにしたいと思います。

II. カラーセラピーの定義と歴史

カラーセラピーは「色の持つ力で人の心と身体のバランスを整えるセラピー法」と定義されます。
起源は明確ではないですが、古代インドのチャクラ理論などに色と身体の関係への着目が見られました。
20世紀に入り、スイスの教育学者イッテンらが色彩心理学を体系化。近年では光線治療などの技法が確立され、臨床現場でも補助的に用いられています。

III. 色が人体に与える生理的影響

自律神経系は色によって交感・副交感のバランスが変化し、呼吸や脈拍などに影響します。
青や緑は副交感を、赤や黄は交感を刺激します。内分泌系も色から影響を受け、メラトニン分泌は青で抑制されます。

IV. 色がもたらす心理的影響

色彩心理学的に、赤は活動的、青は静穏な印象を与えます。
感情にも影響し、緑は安心感、黄は活力を引き起こします。
記憶では色や匂いが手がかりとなり思い出しやすくなります。
認知面でも色が情報処理に影響することがあります。

V. カラーセラピーの具体的応用

光線治療はLEDを用い、波長により交感・副交感をコントロールします。
色彩環境デザインも浮気性頭痛や不眠症の治療に役立ちます。
芸術療法では好みの色を描画することで感情表出がしやすくなります。
ただし色の影響は個人差が大きく、効果に一貫性がない場合もあります。

カラーセラピーで自分の色を見つけるためには、まずは自分自身が特定の色にどのような感情や反応を抱くかを観察することが重要です。

VI. まとめ

次回は、自分自身の感じる色の特定について、その可能性について書こうと思います。


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