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medical(医療)とbeauty(美容)の架け橋を目指して発信を始めました🕊普段は医療現場で患者さまの生活や社会復帰へのお手伝いをする仕事をしています。 美容というツールを使って生き甲斐を取り戻したり、心が笑顔になればなぁと! 気になった方はぜひフォローよろしくお願いします!

最近の記事

腸内フローラ!コンビニご飯でもハッピーな腸へ

今回は、食生活の乱れと腸の関係について 腸内フローラが重要な役割を果たしている事について書いていこうと思います。 1.腸は腸は消化において重要な役割を担い、肥満や老化などのさまざまな疾患と密接に関連しています。 腸には、免疫システムを制御し11万種類以上の細菌が生息しています。 善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌は、ビタミンの生成や消化・免疫機能を助けます。 一方で、悪玉菌は消化障害を引き起こし有害物質を生成することがあります。 2.腸内フローラ腸内フローラのバランスは、身

    • 腸が睡眠につながるわけ

      1.腸の健康と睡眠の質の関係 腸内環境が健康な状態であることは、全体的な健康に大きな影響を与えるとされています。腸の健康を改善し、質の高い睡眠を促進するためには、適切な生活習慣や食事の工夫が重要です。 今回は、具体的な方法について探求していきます。 腸が改善されると質の高い睡眠につながる? 2.ストレスホルモンの調整 腸内環境が健康な状態であると、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が適切に調整されます。 過剰なコルチゾールの分泌は睡眠障害を引き起こす可能性が

      • ゆらぎ肌の要因は腸だった?!

        腸と肌荒れの関係 腸内細菌のバランスが乱れることや腸内環境の不調が、肌荒れを引き起こす可能性があります。以下に、腸と肌荒れが起こる主な要因をいくつか紹介します。 腸内細菌のバランスの乱れ 善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れると、腸内環境が不安定になり、炎症やアレルギー反応が引き起こされる可能性があります。これにより、肌荒れやかゆみなどの症状が現れることがあります。 食生活の乱れ 食事内容が偏ったり、栄養バランスが乱れると、腸内細菌の活動に影響を与えることがあります。特に

        • 腸と美容の不思議なつながり

          腸内環境と美容 腸内細菌は、腸内環境を整えるだけでなく、肌の状態や体重管理にも影響を与えることが分かってきました。例えば、腸内細菌がバランスを崩すと、炎症が起こりやすくなり、肌荒れやシミなどの美容トラブルが引き起こされる可能性があります。 腸内細菌 食物繊維や発酵食品に多く含まれるプリバイオティクス(腸内細菌の餌になるもの、オリゴ糖や食物繊維)やプロバイオティクス(人体に自然に存在する微生物)は、腸内細菌のバランスを整える効果があります。 プリバイオティクスは善玉菌のエ

        腸内フローラ!コンビニご飯でもハッピーな腸へ

          健康を守る体温について

          寒暖差 暑さと寒さ、つまり高温と低温は、私たちの体温調節に影響を与え、私たちの健康に影響を及ぼす可能性があります。 人間の適切な体温は、平均しておおよそ36.5°Cから37.5°Cの間です。これは体内の様々な生理機能が最も効率的に動く温度範囲で、この範囲内であれば、私たちの体は正常に機能することができます。 体温が38°C以上に上がると、「発熱」または「熱」があると診断され、体温が35°C未満に下がると「低体温症」の状態となります。 したがって、適切な体温を維持すること

          健康を守る体温について

          気温と健康の秘訣

          リラックスと気温の関係について 季節ごとに変化する気温は、私たちの心身に大きな影響を与えます。暑い夏や寒い冬、気温が急激に変動する春や秋など、気候の変化は私たちの健康やリラックスに密接に関連しています。適切な気温の中で過ごすことは、心地よいリラックスを得るための重要な要素であり、医療の観点からもその重要性が指摘されています。 気温が上昇すると 私たちは暑さからのストレスを感じやすくなります。高温環境下では、体温調節機能が働き、汗をかいて熱を逃がそうとしますが、過度の暑さ

          気温と健康の秘訣

          表情が奏でる楽器

          認知症と表情筋の関係 未だ明確な結論が出ていない状況ですが、研究は進んでいます。 認知症の患者は、表情筋の機能が低下している可能性があるとされています。 全般的脳機能の低下と共に、表情を適切に作り出すことが難しくなるため、表情が乏しくなることがあります。そして、表情が乏しいことによって、他人とのコミュニケーションが困難になることもあります。 最近の研究で 軽度認知障害(MCI)やアルツハイマー病の初期段階では、表情筋の活性が増すことが示唆されています。これは、認知機能

          表情が奏でる楽器

          心を揺さぶるサウンドの影響

          街中にある音 私たちの感情や気持ちに直接的な影響を及ぼします。静かで穏やかな音は、心を落ち着かせ、安らぎを与えてくれます。一方、騒々しい音や不快な音は、ストレスや不安を引き起こす可能性があります。特に、音楽やメロディーは心に響き、感情を豊かにし、喜びや悲しみを共有する手段として大きな役割を果たしています。 騒音も捉え方で 街全体が一つの楽曲を奏でているような感覚をもたらします。商店街で流れる音楽やカフェで演奏されるライブパフォーマンス、路上で演奏するストリートミュー

          心を揺さぶるサウンドの影響

          音の魅力に包まれて

          今回は聞こえる音と聞こえない音について。 聞こえる音 私達人間の聴覚は20Hzから20,000Hzの範囲の音を聞くことができます。この範囲に収まる振動が耳に伝わることで、私たちは音を感じることができます。日常生活で聞こえる音は、この範囲に含まれる周波数の音であり、物音や音楽などが該当します。 聞こえない音 人の耳では捉えることができない音のことを指します。例えば、超音波や赤外線、または低周波数の音が聞こえない音に該当します。これらの音は人間の耳には届かないため、我々が

          音の魅力に包まれて

          音の波に癒される

          音 音は私たちの感情や心を深く影響する力を持っています。音楽や自然の音、そして人の声など、さまざまな音が私たちの心にさまざまな感情を引き起こすことがあります。 例えば、リラックスするための音楽や自然の音は私たちの心を落ち着かせ、ストレスを和らげる効果があります。逆に、不快な音や騒音は私たちの心を不安定にし、イライラさせることがあります。 周波数や振動数といった物理的な要素がありますが、それだけではなく、音楽や言葉の意味、そして環境や状況なども重要な要素として影響を与えます。

          音の波に癒される

          みんなが見える色で安全に

          カラーユニバーサルデザインとは 2色以上の色を使うときや写真などの上に文字をのせるときには、できるだけ多くの人が見分けることができる色づかいを行い、その上で、形や塗り分けなどを併用する ことで、「読めない」「使いづらい」といった状態を解消し、できるだけ多くの人に情報が正確に伝わるようあらかじめ配慮する取組です。 前回まで 年齢や疾患によって落ち着く色、見えやすいいろは異なると書いてきました。しかし、全ての人が見やすい配色があると、注意喚起や安全対策、案内標識など便利に

          みんなが見える色で安全に

          加齢による色彩の変化と心の旅

          働きの変化 年齢が進むにつれて目や脳の働きに変化が起こります。 例えば、老化によりレンズや網膜の変化が生じ、色の識別能力や色の感じ方(コントラストや明るさ)に影響を与えることがあります。 また、色素沈着による白内障や加齢黄斑変性などの眼の疾患が色の感じ方に影響を与えることがあります。 何歳から? 色の見え方に影響を及ぼす加齢については個人差がありますが、一般的に40歳前後から変化が現れ始めると言われています。特に50歳以降に顕著になることが多いです。この年齢から、レン

          加齢による色彩の変化と心の旅

          生き物の世界:色の見え方の違いに迫る

          はじめに 生き物による色の見え方の違いは、色覚の差異によるものです。色覚は、光を感じ取るための特別な細胞である錐体細胞によって、色を認識する能力を指します。人間と動物の色覚にはいくつかの違いがあります。 色彩感覚 (色覚)については、太陽光をプリズムを通して分解すると波長の長い順に「赤、橙、黄、緑、青、藍、紫」と、虹の七色で表現されます。 錐体細胞の数の違い 人間は三種類の錐体細胞を持っており、赤・緑・青の三原色を基に幅広い色を認識することができます。一方、犬やネコ

          生き物の世界:色の見え方の違いに迫る

          心を操る?!色の魔法

          前回までは、カラーセラピーの歴史や、色と記憶について書きました。 今回は、トキメキ・安らぎの二つにフォーカスを当てて、色を使って自分のイメージだけでなく、その場の雰囲気作りについてです。 対象者に与えたい印象をコントロールできてしまうかも?! ※以下に書かれていることは、一般的な内容と私個人の感想であり、好みや文化の影響によって異なる場合があります。 青色 青色は自然界の空や海と関連づけられており、広がりや深さを感じさせるため、安心感や落ち着きをもたらします。また、青色

          心を操る?!色の魔法

          楽しみを呼ぶ色の世界

          色と記憶にはとても特別な関係があります。 色は私たちの感情や思い出を豊かにする素晴らしい力を持っているのです。 色の特徴 明るい色は特に楽しさを引き出します。赤やイエロー、オレンジなどの明るい色は、元気や笑顔、幸福感をもたらすことがあります。 また、明るい色は目を引き、興奮やエネルギーを高める効果もあります。カラフルな乗り物や風景を思い浮かべてみてください。その明るい色は、楽しい思い出を呼び起こすかもしれません。 青は安らぎや穏やかさを表現する色とされており、青い空や海

          楽しみを呼ぶ色の世界

          色に癒される

          色の持つ力で、人々の心を癒したり、病気の症状の改善、認知症予防等に効果を発揮することがあります。こう言った治療法をカラーセラピーと言います。 Ⅰ.はじめに カラーセラピーは色の持つ力を利用して、人の心身のバランスを整えるマインドボディ医学の一技法です。 ここでは、科学的根拠に基づき、カラーセラピーが個人の気分や感情、生理機能にどのように影響を与えるのかを明らかにしたいと思います。 II. カラーセラピーの定義と歴史 カラーセラピーは「色の持つ力で人の心と身体のバランス

          色に癒される