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会社員だったからこそできたこと

新卒から23年間会社員でした。

結婚し子どもを育て…その間に様々なプロジェクトに携わり、

人生の大部分を会社とともに歩んできました。

最後は本当に疲れてしまったので…早期リタイヤしましたが…もう少しだけフレキシブルな勤務ができていれば、やめる決心はつかなかったでしょうね。

とはいって今のフリーライター兼主婦は私の理想形ではあるので…人生ここにむけて進んできたと思うしかありません。

それではここから会社員でよかったこと→会社員でなければ私の人生で経験できなかったおかしなことを列挙していきます。

会社員だからこそできたこと①~3,000円の債権回収しに北海道まで出張

会社員だからこそっていうより…うちの会社がどんぶりすぎただけなんでしょうがね…。

しかしさすがに令和の話ではありませぬ。今は日本国内のもっとちゃんとした(笑)出張でも日帰りです。

ああ…無論3,000円回収事件のときは日帰りです…。それはそれでどうなんだろとは思う。

まさに…くそどうでもいい仕事ですが…旅費何万かけても帳簿上の3,000円が消えるほうが大事という世界は多分いまでもあると思いますよ~。

会社員だからこそできたこと②~勤務時間中に上司部下揃って簿記の勉強

当時経理部門にいたけど簿記力0のソレイユさんにはありがたかったともいえるのか?

無論研修とかならわかるんですけどねえ…。

これ…普通に勤務時間に電話番だけ残して部署全員で受講してるの。私以外みんな簿記知ってるのに~

なんのことはない~顧問税理士の仕事実績作りの一環でした。

なんなのこのどんぶり会社

それでもめっちゃ実践的でためになるならいいけど…ほんとに簿記3級のテキスト(買わされたなぜか自費)やってるだけなんですよ~だったら大原予備校行くわよ。教育訓練給付金もらってね~。

ちょうど断捨離しててその時のテキストが転がりでてきたのでこのお題に乗っけました。

会社員だからこそできたこと③~予算載せ忘れで段ボール箱1000個の荷下ろし任務

私が悪いんですよ。はい…新規事業で物が増えるのはわかってたのだけど…予算組むのコロッと忘れてました。

にしたって私の上に何人上司いたんだよ…一人ぐらい気がつけ

そんなこんなで事業始まってやべ!と思ったときはすでに遅し…。

15キロ超の段ボールを10階から地下フロアまで運ぶ羽目になりました。

なんとかトラックは手配できたのですが…人員不足により…か弱い女性のソレイユさんと愉快な仲間たち(ほぼ女性)でトラックまでは積むことに…

いや…今でも思い出す…あの日の全身の痛み…。

一応手伝ってくれた男子たちにジュースふるまうとこまでやらんといけないわけですしね…。

個人だったら前年に予算組むなんてことはないのですが…会社ではそうもいきません。補正予算などもありますが…直前に言われても金も人もいないってことで突然の肉体労働になりました。

予算の時期が来ると今でも骨身に沁みて思い出すエピソードです。

会社員だからこそできたこと④~1000万円を持って街中を走る

1000万円って結構大したことなかったです。

紙袋に入れてハイと渡されました。

やはり億とかにならないとアタッシュケースぎっしりにはならないのですよね。(もらっても重くて困るが)

昨今現金を動かすって早々ないですし…そもそも1000万円を現金で引き出せないと思いましたが…当時はそんなこともできたのでございます。

原則は出入りの銀行が、月に何回か来て、そういう取引はやってくれるので伝票書くだけのはずなのですが、

このときはイレギュラーで当日中に銀行間資金移動そやらねばならず…こんな羽目に陥ったのでした。

多分徒歩5分ぐらいの距離だったと思いますが…なんか走ってたし(オフィスレディがむしろ不自然)信号待ちの間に襲われたらどうしよう…ともう人生最大の(何回もある)ドキドキでしたね。

1000万円を直でみる機会は会社員でなかったらなかったですし…たいしたことないと思えたことも人生経験ですね。

仕事の理想形

これでも事務職だったのですが、思い出のエピソードは割と肉体系になってしまいました。いつもと違うことが印象に残るという好例ですね。

会社員がよかったかどうか…やっぱり集団の強みで一人は弱くても、大きなことができるという点なのでしょう。

ただし決まった時間に決まった場所で決まった仕事をしている(ふり)をしなければならないのは…長年自分を調教してきましたが…やめてみるとやっぱり苦痛だったのだと思います。

この辺のいいとこどり…集団のまとまった力と個人の自由な動きが両立できること…この辺が今後私が模索していきたい仕事の形なんだろうなと思います。

#会社員でよかったこと


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