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初めて女性専用車両に乗った

この間、生まれて初めて女性専用車両に乗ってみた。なんとなく、通学の気分転換に。

本当に女性しかいなくてびっくりした。
扉を1つ隔てれば、隣の車両にはサラリーマンの男性がいるのだけど、この車両は女性しかいない。停まる駅のホームにも男性がたくさんいるけれど、乗ってくることはない。(そりゃそうか)

感想としては…女性しかいないなぁ、それだけ。
看護系の学校に行っていたのもあって、女性だらけの環境には慣れている。今更そこまでショックを受けるということはない。

強いていえば、いい香りがするかも。いや、無臭に近い。電車特有の、人がたくさんいる匂いがあんまりしない。それくらい。
比較的空いているので、その点も快適。(車両が端だからというのもあるが)

個人的には、安心感も大して変わらない。
痴漢対策にできたシステムなのだろうけど、男性に対して全員に警戒心があるわけではないし。

ただ少しだけ思ったのは、今、私が「女性」にカテゴライズされていて、「女性専用車」に乗ることを「許されている」状態だということ。
私は「どこからどう見ても女性」だから、ここに「乗る権利がある」し、誰にも何も思われないということ。
これ、見た目の問題なのでは…と思ったりした。女性でも男性に近い見た目をしていたら、訝しがられたりするのだろうか。

逆に男性は、ただ男性に生まれついたというだけで、この時間帯はこの車両に乗れないのかと思った。女性しかいない車両空間というものを、私みたいに乗って確かめることはできない。たとえ純粋な興味でも。

普段は女性専用車両に乗らないので、なんだか新鮮な感じがした。
でも女性専用車があるなら、男性専用車もあっていい気がする。
もしそうなったらどんな空間になるのか興味はあるが、私は乗れないので、こうして誰かの体験談を読みたいと思う。

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