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産後パパ育休制度の活用で、ママのメンタルをよりサポートしやすい環境に

みなさん、こんにちは。メドレー広報室です。
産後パパ育休制度(出生時育児休業)」が10月1日に施行され、1ヶ月が経ちました。
パパがお休みし子育てに参加しやすい環境は、ママにとって大きな心の支えになることと思います。また、「産後パパ育休」中、パパがすることはたくさんあると思いますが、今回は、産後ママのメンタルを支えることの重要性とオンライン診療によるサポートについてお話ししたいと思います。

オンライン診療で産後ママのメンタルサポートを

産後のママは育児負担やストレスなどから「産後うつ」の発症リスクが高まります。産後のメンタルケアには、適切な時期に診察を受けたり、助産師に相談してストレスを減らすことなどが重要とされていますが、産後のママが外出するのは大変です。オンライン診療を活用すれば、外出不要で待ち時間が短縮されるため、診察に伴う負担が少なく、また「産後パパ育休」中のパパが立ち会うこともできるので、産後ママのメンタルサポートがしやすくなります。

「産後パパ育休」が10月1日より開始

今年10月よりスタートした「産後パパ育休」制度はそのような産後ママをサポートする新制度として期待されています。男性は、これまで以上に育児に参加しやすくなり、赤ちゃんだけではなく、産後ママのサポートもしやすくなりました。特に近年の妊産婦は、新型コロナウイルス感染症による感染への不安や面会制限などもあり社会的に孤立しやすく、家族や周囲の人のサポートが欠かせません。「産後パパ育休」制度を活用することで、パパの育児参加が促進され、産後ママに対する更なるサポートが期待できます。

「産後うつ」予防に有効な、男性の育児参加とオンライン診療

公益社団法人日本産婦人科医会によると、「産後うつはおよそ10%の罹患率があり、気分の落ち込みや楽しみの喪失、自責感や自己評価の低下などを訴え、産後3か月以内に発症することが多い」と言われています。その要因のひとつとして、パートナーからのサポート不足など育児環境による影響も大きいとされており、周囲の手助けを得られず、孤立するママの育児は「孤育て」とも呼ばれ、社会問題にもなっています。

メドレーは、「産後うつ」の早期発見と発症予防のために、日本産婦人科医会と産後におけるオンライン診療の有用性に関する臨床研究を実施し、産後ママの実態分析やオンライン診療によるサポートを展開しました。詳しくは、後日、noteでお伝えします。

オンライン診療を有効活用しよう

産後2週間のタイミングは母親の育児不安がピークになる時期であり、厚生労働省も受診を推奨していますが、自治体/医療機関により実施状況の差や、外出の負担などの課題から、全ての人が産後2週間健診を受けることができていない現状があり、「産後うつ」発症の兆候を見逃してしまう可能性があります。「産後パパ育休」制度を活用して育児に参加しながら、産後2週間の診療もオンラインを利用して受けられるよう、産後ママを支え、産後うつの早期発見に繋げられると良いですね。

※「CLINICS」のアプリは下記よりダウンロードしていただけます。

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