映画ボヘミアン・ラプソディーの今更な感想

微妙に遅れて、ボヘミアン・ラプソディーを観てきました。

もちろん良かった!

ていうかクイーンの楽曲で、フレディの生き様で、良くない訳がないんだけど。

以下ネタバレ?含むので嫌な方はそっと閉じていただければと思います。

さっき観てきたばかりで興奮冷めやらぬ、という様相のため、ちょっと支離滅裂で暑苦しいかもしれません笑

色々見所はあるんだけど、私に刺さってきたのは、大勢の取り巻きがいるはずの、フレディの孤独。

妻メアリーを愛していることは確かで揺るがないのに、性的な趣向が違うことに葛藤する。

そして、最愛のメアリーにも隠しきれなくなり、深く、深く傷つけてしまう。

自分に恋人と呼べるような人がいたとしても、メアリーと近くで一緒に人生を歩むことをフレディは望むけれど、メアリーの方のスタンスは少し違う。

メアリーにはメアリーの、最愛の人ができて、フレディは愕然とする。


男性性と女性性があることの哀しさを、これ以上なく痛感させられた。

きっと、フレディにとっては、最愛の人=メアリー≠恋人(性的対象)=男性。

きっと、メアリーにとっては、最愛の人=恋人=男性

どうしても、そこが噛み合わない。

メアリーの言葉にもあったけど、誰が悪いわけでもない。


本当は、性別なんか無かったら良かったのに、と強く思う。

誰もが誰とだって、なんの疑問もなく愛し合って、ただ大切だから一緒にいられればいいのに。

そして、その感情はずっと色褪せないといいのに。

嫉妬とかそんな感情、どっかにおいてこれればいいのに。

フレディの孤独が哀しくて寂しくて、映画中に嗚咽しそうになってしまった。

いや、ちょっとしてた。


性的なつながりとか、子供とか、社会の目とか、そんなものまで絡んでくると余計にややこしくて、人間てどうしてこうなっちゃったんだろうと思う。

最後、フレディにも良きパートナーが見つかったという描写だったのが、救いだった。


あとはやっぱり最後のライブシーンが圧巻です。

役者さんも結構本人に寄せてて、その時の映像を見せられているような錯覚に陥りました。

まだ上映してる映画館多いと思うので、絶対映画館で観た方がいいです!


あとは余談。

世代ではないんだろうけどクイーンは昔から大好きです。

I was born to love youでどハマりし、opportunity↑↑のとことかまで完コピで歌えます。

おじさん世代や外国の方とのカラオケでも盛り上がれるので是非。


あとは、賛否ありそうですが、魁クロマティ高校に出てくるフレディも大好きです。↓このサスペンダーの人。超蛇足情報。




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