エンタメコンテンツ偏愛シャッフル:「英国王のスピーチ」

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「映画:英国王のスピーチ」

すごく大きな展開やどんでん返しがある訳ではない。


それでも、最後には静かな感動で震える。そんな映画です。

観る前は吃音の方がこんなに苦しんでいるなんてちっとも知らなかった。
増して日常的にスピーチをしなければならない王族の立場で、緊張や焦りは生半可なものではなかっただろう。

そして、吃音もあって自分に自信が持てず、王になることの重圧に押しつぶされそうになってむせび泣く王の姿に思わず泣きそうになった。
選んだ訳でもないのに、生まれ持って背負わざるを得なかった重荷。
責任感のあるジョージ6世は自分に逃げることを許さない。
想像するだけで、辛すぎる。
包容力のある妻と相思相愛なのは本当に救いだった。

この映画で静かな感動が湧いてくるのは、完璧を求められ民衆を導く定めの王族の、等身大の苦しみ痛み、そしてそれを克服する覚悟と勇気に共感するからだと思う。
最後には自分がスピーチをしている気分になって一緒に緊張して、終わったところでわーっと胸が熱くなります。


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