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年収アップゴールデン期(25歳〜37歳)と妊娠出産適齢期がどんかぶりの件

わたくし、ほそぼそとtwitterしてるのですが、先日えとみほさんのツイートにコメント付けてリツイートしたら、700いいね付いたんです。

そして、えとみほさんのツイートにリプライで身の上話を書いたら、このテーマで一本note書いてくださるとのお言葉をいただきまして

おぉぉ、ありがたい!note楽しみ!
となったので、まずは自分がこのテーマについて書いてみようと思います。


「ほい」のライフイベント年表

さて、まずは、わたしのライフイベント年表↓↓

18歳 一浪後、4年生大学に入学
20歳〜21歳 「仕事と子育ての両立とか、無理ゲーすぎる...」と思いながら就活
22歳 卒業後、金融機関に総合職で就職
26歳 知人の紹介で夫と出会う
28歳 当時27歳の夫と結婚
29歳 IT企業に転職。転職2ヶ月で妊娠判明
30歳 第一子出産、産後2ヶ月で復職(時短勤務)
31歳 第二子妊娠
32歳 第二子出産、産後6ヶ月で復職(時短勤務)
33歳 現在、時短+時差勤務中

こんな感じです。
年収アップゴールデン期(25歳〜37歳)と妊娠出産適齢期がどんかぶり...!と悩んでいる「ほい」はこんな人物です。


「仕事と子育ての両立」のために私が実践していること

そんな「ほい」が仕事と子育ての両立のために実践していることは、↓↓です。

1 . 妻の自分を応援し、当事者として家事育児を実行し、かつ労働裁量で柔軟に働く夫がいる
2 . 外部サポートを予算が許す限り最大限使う
( 1  ) 家電(ドラム式洗濯機、ルンバ、ブラーバ、食洗機、ホットクック、スマートスピーカー、スマートロックなど)
 ( 2 ) Amazon fresh、ダスキンハウスクリーニングの利用
 ( 3 ) シッター(週2回夕方3時間)・病児保育
 ( 4 ) Door to Door 徒歩5分の保育園
 ( 5 ) 親(電車で60分以内)
3 . 伝統的企業から柔軟に働ける企業へ転職
4 . 夫と「子育て」のゴールを共有し、ゴールへの寄与が統計的に明らかではないことは「やらない」
5 . その他、先達の「子育て」「キャリア形成」について本、インタビュー記事で順次学び、可能な範囲で実行

とりあえず「パクる」スタイルです。

経沢香保子さんの子育てしながら仕事をする心の持ち方を学び、勝間和代さんが発信している家事育児ライフハックをとにかく真似る。そして、中野円さん、小室淑恵さん、中村牧子さん、ボーク重子さん、奥田健次さん、三谷宏治さんの子育て本の内容も参考に、取り入れられることはとにかくやってみる。

の結果、行き着いた先が↑↑でした。


我が家の1週間タイムスケジュール

夫とは家事育児50%ずつ分担です。

【月】
保育園送り→ 夫(私は先に出社)
保育園迎え→ シッターさん(お迎え後、2人の食事・入浴、第二子寝かしつけまで)
帰宅時間→2人揃って20:00。第一子寝かしつけは夫
【火】
保育園送り→ 第一子を夫、第二子を私(0歳児だけ入口が違うので手分け)
保育園迎え→ 私(お迎え後、2人の食事・入浴・寝かしつけまで)
帰宅時間→夫はPython勉強会に出席するので22:00
【水】
保育園送り→ 第一子を夫、第二子を私
保育園迎え→ 夫(お迎え後、第二子の食事・入浴・寝かしつけまで)
帰宅時間→私は19:00。その後、2人で第一子の食事・入浴。寝かしつけは夫
【木】
保育園送り→ 第一子を夫、第二子を私
保育園迎え→ シッターさん(お迎え後、2人の食事・入浴、第二子寝かしつけまで)
帰宅時間→2人揃って20:00。第一子寝かしつけは夫
※私が夜に自由に予定を入れて良い
【金】
保育園送り→ 夫(私は先に出社)
保育園迎え→ 私(お迎え後、2人の食事・入浴・寝かしつけまで)
帰宅時間→夫は19:00。その後、2人で第一子の食事・入浴。寝かしつけは夫
【土】
午前→私が第一子・第二子共にベビースイミング
午後→家族4人でお出かけ
【日】
夫婦それぞれが一人ずつ子供を連れて実家へ行ったり、
友達を家に招いたり、
1日家族でお出かけしたり、いろいろ

それぞれ週1は夜に自由時間を過ごせるように、シッターさんの力も借りつつ、スケジュールを組み立てています。 

ちなみに、シッターさんはキッズラインの方で、ベネフィットワンの福利厚生制度を利用しているので、1ヶ月あたり4万円くらい。  


それでも、やっぱりキャリアに悩んでいる

それでも、なお、わたしはキャリアに悩んでいるんです。

「働き続けられない」と悩んでいるというよりも、大学で同級生だった男の子たちは、次々と年収800万円を超えて行く横で、その壁を超えられず、また今後も超えられるイメージがなくて、悩んでいます。

わたし、妊娠出産は女性にしかできないけど、育児は母乳以外は他の人にもできるから、夫と協力しつつ、シッターさんの力も借りれば、「子育て」と「キャリアを積む」の両立ができると思ってたんです。

でも、話はそんなに簡単じゃなかった。


産後2ヶ月で最短復職しても産前のポジションはなくなってた

わたし、第一子を30歳で出産した時は、産後2ヶ月で復職したんです。
でも、産前の法務職ポジションはなくなっていました。

後任を採用したから、法務職はその人がいれば十分で2人は要らないということでした。
そして、わたしはシステム開発の業務要件チームへ。

「職種で突き抜ける」ルートが遠くなったように感じました。


「時短勤務」かつ「第二子希望」での転職は...

「じゃあ、第一子復職後、法務職で転職すればよかったのでは?」と思うかもしれません。
しかし、わたしはそれが出来なかった。

なぜなら、0歳児の保育園お迎え(17:00)に間に合わせるためには、15:30までの時短勤務でしか働けなかったからです。

また、35歳までに再度出産したいと思っていたからです。
(法律上、雇用1年未満の従業員の育休取得を認めるかは会社の判断ですので、ほとんどの会社は就業規則で雇用1年未満の社員には育休を認めていません。そうなると、第二子の場合にも産後2ヶ月での復職になりますが、より年齢を重ねた段階での出産で育休が取得できないことはリスクが高いと考えました)

また、このことは採用する企業側が必ず考えることで、年収アップの転職ができるイメージは全くありませんでした。

そのため、わたしは第一子出産後、異動後の部署で働くことを選択しました。
また、第二子出産後は様々な事情から、再度、産前と異なる部署(営業部)へ異動した上での復職を経験しています。


なぜ、35歳までの妊娠出産を前提にしているのか?

一方、「そもそも、なぜ35歳までの妊娠出産を前提にライフプランを考えているのだろう?」と思われるかもしれません。

これは、26歳で遭遇した「衝撃」が背景にあります。

わたしは、縁あってプロボノに参加しており、その中で不妊体験NPOの方のお話を聞く機会がありました。

30代前半までは、何よりキャリアが大切だったけど、35歳になってどうしても子どもが欲しくなった。
年齢さえ早ければと何度も思ったから、20代の女性に妊娠出産適齢期のことをきちんと伝えたい。

この話を聞いて、「子どもが欲しくなった時に授かれないことは、そんなに苦しい思いをすることもあるのか...!」と衝撃を受けました。

そして、帰宅後、このNPO法人のサイトへアクセスし、そこに掲載されていた不妊体験談を一気に読みました。

読んでいて、大粒の涙が次から次から出てきました。
そこにあった悲しみ、苦しみは、ブラウザの向こうの誰かのものではありませんでした。
それは、10年後にわたしの中にあるかもしれない悲しみであり、苦しみでした。

そして、この一度きりの人生で出産をしたいと思うなら、26歳の今から結婚相手を探し、妊娠出産へ向けて準備した方が良いのだと理解した一方で、ようやく仕事を覚えてきた中で、仕事に集中しきれない状況になることへの葛藤が生まれました。

しかし、不妊体験談を読んだ26歳のわたしは「人生で出産をしなくても良い」と意思決定することはできませんでした。


困った時は「パクる」の頭打ち感

そうやって、経沢さん、勝間さんなどのアドバイスを色々と取り入れながら仕事も子育ても頑張ってきたのですが、次のステップに行くイメージがつかなくなってきました。

そんなこんながギュギュッと詰まった「どうしたら...」というツイートでした。


でもでも、やっぱり諦めたくない

大学のOB会に参加すると、4年生の女子学生は10年前のわたしと同じ悩みを打ち明けてくれます。

そんな彼女たちにわたしは「就活してて、両立なんて無理だ!と思うかもしれない。でも、あなたたちが両立世代ど真ん中にくるまでの10年の間に少しでも両立しやすい環境にするから、まずは安心して来年から仕事を頑張って!」と話すんです。

現在進行形で悩んでるのに、「安心して」と言っているのですから、これは「わたしの覚悟」に他なりません。女子学生が、子育てもキャリアも期待と希望を持って社会に出て行けるよう、起業・独立するほどの才能がなくても、会社員としてキャリアを積んでいく、そのひとつのカタチを見せたい…!と思っているんです。

だから、壁はたくさんあるけど、やっぱり諦めたくないんです。


どうやって、進めば良いのか、糸口を見つけたいです。



ほいのTwitterはこちら

読んでいただき、ありがとうございます!