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育児も仕事も”私にフィットする”働き方を見つけよう(1)

こんにちは、meetcareer(ミートキャリア)です!
週2,3日〜の仕事でもキャリアアップできる仕事をご紹介しています。

今回は、2019年3月21日に開催したオンラインイベント
「 育児も仕事も “ 私にフィットする ” 働き方の見つけ方 」を振り返ります。
ご参加くださった方も、参加できなかった方も、知らなかった〜!という方も、ぜひ読んでみてくださいね。

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仕事と家庭の両立と言っても、その形は千差万別。今回ははるママさんに、どのように「自分なりの働き方」を見つけたのか?その方法についてお聞きしたいと思います。

読んでくださる方ご自身の働き方のバランスを考える、ひとつの参考になれば幸いです!

育児も仕事も “ 私にフィットする ” 働き方の見つけ方

ー イベント内容 ー
1. 自分なりの働き方を見つけたワーママの等身大の講演
2. 理想の暮らし方から考える、私なりの働き方改革


▽ ゲストスピーカーのご紹介

はるママさん 

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大手企業から「自分が本当にやりがいを感じられる仕事」を求めて転職。
夫と2人の子どもとの4人家族。
子どもの体調不良をきっかけに自身の仕事に対する見方を考え直す。
夫は、子どもができてから大手企業→ベンチャー→独立と転職。
ブログ:はるママ@家族と私に"ちょうどいい"働き方


▽ 「一番大変そうなところ」に好奇心を持つ

実は、第一子の育休に入る前までは、自分のキャリアや働き方について深く考えていませんでした。
みんなが育休に入るから育休に入り、みんなが保活をするから保活をする。
保育園には0歳を過ぎると入りにくいというから、0歳の間に復帰する。
それらは全て、「それが当たり前だ」という風潮に流されて決めたことだったように思います。

しかし育休中、子どもに体調不良が。

何物にも代えがたい大切な息子を預けてまで働くのであれば、やりがいのある仕事がしたい。
息子には寂しい思いをさせることがあるかもしれないけれど、「あなたが保育園に通ってくれるおかげで、ママは仕事を楽しんでいるよ。ありがとう」と言いたい。

幸い、子どもの命に別状は無かったものの、自分の人生、キャリアと働きかたについて深く考えるきっかけになりました。

結果として、1年の育休を経て、元々所属していた部署にフルタイムで戻ることを決断。
時短勤務にすると、家事や育児の負担がなし崩し的に私に偏るのでは?という懸念もあったし、会社でも時短よりはフルタイムの方が評価してもらえるという点も影響しました。
何よりも自分の性格を鑑みたときに、まずは一番大変そうなところに飛び込んでみて、どうしてもダメだったら負荷を抑えていこう…と。

好奇心を大切にして、割と気楽に挑戦してみました。


▽ 復帰、ロールモデルとの出会い

いざ復帰してみると、そもそも仕事の電話やメールひとつとっても、思うようにいかない自分に驚きました。
言いたいことがうまく表現できず、すっかり自信を無くしていた私。

ある日、社内の「キャリアを積んでいる女性社員がメンターとして付いてくれる」という制度に目が止まりました。
その時の先輩との出会いが、ロールモデルの必要性について考えるきっかけになりました。

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私のメンターになってくれた女性には、お子さんはいません。
管理職として何人もの部下を抱えながらも、気遣いと、ここぞという決断力を持ち合わせたその先輩社員は、私にとって「こんな女性になりたい」と思える目標そのものでした。
メンターに出会って初めて、「ロールモデルは自分と同じ境遇の人で無くてもいい、もっと広い視点で探していいんだ」と気づいたのです。

そして、「自分がこれから、仕事も家庭もどちらも大切にしたいワーママのロールモデルになればいいんだ!」と思うようになりました。


▽ 夫の転職

私が復帰してすぐの夏、夫から「転職を見据えて、プログラミングスクールに入りたい」と相談を受けました。
会社に勤めながら通うことになるので、平日夜はほぼワンオペ状態になります。
フルタイム勤務でワンオペ育児・・・
不安が無かったと言えば嘘になりますが、「若いうちの苦労は買ってでもしろというし、この経験は何かの糧になるのでは?」と、夫を応援することにしました。

夫は無事、プログラミングスクールの課程を修了。
ベンチャー企業で社会人インターンを経て、縁があった別のベンチャー企業へ、正式に転職することになりました。

夫はお給料も減り、労働時間が増えたにも関わらず、とても楽しそうに仕事をしていました。
その姿を見て、「私も、心の底からワクワクできるような仕事がしたい」と思うようになったのです。
仕事を楽しみながら自分の実力を磨いていきたいとの思いから、資格を取得することにしました。
こうして好奇心を大切にしたことで、"自分にフィットする働き方"の方向性をつかむことができたのです。


▽ 辞める勇気

「ライフオーガナイザー」という、片付けの資格を取得。
物の片付けだけではなく、思考や時間の使い方を整理することで人生そのものを見つめなおすという資格で、私にはすごく興味深いものでした。

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出典:「ライフオーガナイズの教科書」

ちょうど第二子の育休に入ったところだったので、ライフオーガナイザーとして、ブログを更新したり、自力で集客をしてセミナーを開催したり。
稼いでいるとは言えない状態でしたが、「会社に頼らなくても自分で仕事をすることができる」という自信はその時についたと思います。

ライフオーガナイザーの資格を活かして個人事業主として働いている先輩にも多く出会いました。
私もそうなりたいと思うものの、なかなか目処も立たず、常に焦りを感じていたように思います。
そして、そのまま復帰の時期を迎えることに。

ダブルワークをするにしても、休日に子どもを夫へ託し、他の家庭へ片付けに行くというのは、私にとっては違和感を覚えることでした。

そこで思い切って、ライフオーガナイザーの仕事は休業し、会社員として元の会社へ復帰することにしました。

このタイミングで「辞める勇気」を持てたことが、ターニングポイントだったと思っています。
好奇心に任せて挑戦したときに、必ずしも楽しく続けられるとは限りません。
そこで、「辞めたらもったいない…」という気持ちだけで続けてしまうと、重荷が増え、新しく挑戦することが難しくなります。
失敗したって、いくらでもやり直せばいい。
いろんなことに挑戦する気持ちが大切だと思っています。


▽ 出会い、繋がり、気づき

お片付けの仕事は休むことにした私でしたが、ブログは続けることにしました。
それなら、会社員として働きながらも続けられるし、土日に子どもたちと過ごす時間も大切にできると感じたからです。
ブログを更新するなら、Twitterも・・・と何気なく始めたTwitterが、私の人生を大きく前進させてくれました。
友人もつながっていないゼロの状態からアカウントを始め、Twitterで企画をしたり、ラジオを配信したり・・・
フォロワーさんが増え、ワーママ友達の輪が広がって行くのはとても嬉しかったです。
Twitterとブログを楽しく続けられたことで、「私は、文章を書くことが好きなんだ。いつか、文章を書くことを自分の本業にしたい」と気づくことができました。

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(はるママさんのTwitter。フォロワー数は1000人超え!)
ブログはこちら。


▽ 不調

その頃、仕事のストレスや、夫と実母の体調不良などが重なりました。
気にしていないつもりでも、大黒柱としてのプレッシャーもあったのだと思います。
ある日、仕事をしていると、急に涙が流れそうになりました。
動悸もするし、手汗も酷い。
これは自律神経がおかしくなっているのではないか・・・と夫に指摘され、会社の上司と相談して休みを取ることになりました。
休んでみて気づいたのは、想像以上に体と心が動かないこと。
私は自分で思うよりずっと、無理を重ねていたようでした。


▽ 次の道へ

Twitterとブログは細々と続けていたところ、meetcareer(ミートキャリア)の喜多村さんとのご縁がありました。
また、文章を書くことを仕事にしたいという希望についても、Twitterで仲良くなったWebライティング業に携わる友人に相談に乗ってもらうことができました。

体調も落ち着きつつあった頃、登録だけして放ってあった転職サイトから、一つのスカウトメールが届きました。
その内容は、私が今の会社で培った知識と経験を活かして、インサイドセールスに挑戦してみないか?という内容でした。
一度話を聞いてみると、ワーママでも働きやすい環境の中で、やりがいのある仕事ができるとのこと。
そのままその会社の選考を受けることにしました。

喜多村さんを通じて、この後お話するあやさんと引き合わせていただき、キャリアカウンセリングを受けることに。

(meetcareerでのキャリアカウンセリングについて)

文章を書く仕事と、今回選考を受けている転職先でのキャリアは、今後融合するのだろうか?
そんな不安があったのですが、あやさんと話をするうちに、「自分がワーママとしてキャリアを積みつつ、他のワーママさんを勇気付けられるような文章を発信する」という自分の目標が明確になりました。

選考を受けていた会社からオファーをいただき、4月からその企業へ転職することに。
やっと好きなことが見つかり、”私にフィットする働き方”を実現できる環境が整いました。

渦中にいるときには苦しいこともありましたが、「いつか実ると信じて続けること」で、やっとここまで辿り着けた気がします。

私のように葛藤を抱えている方へ、
悩んだことも失敗したことも、絶対に無駄にはなりません。

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この後のあやさんからのお話が、"ご自身にフィットする働き方"を見つけるきっかけになるといいなと思います。

(2)に続く


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