祝日。今やっている仕事の15周年の記念日でもある。そして立川の伊勢丹に新店がオープンする日でもある。というわけで久しぶりに外出。立川へ。

　子供の頃、なにかのCMで立川、福生、武蔵境っていうのあったなと思って、googleさんに「立川　福生　武蔵境」と入力したら「cm」がサジェストされた。さすがgoogleさん、わかってらっしゃる。このCMは立川電業という電気屋さんの関東ローカルCMだった模様。

　立川に関する記憶はその程度で、記憶にある限りでは初訪問だったのかもしれない、立川。中央線の新宿から先とはあまり縁のない人生だったということなのだろうけど、そんな立川に行ってみたら駅は人でごった返していた。天気もいいし、お出かけ日和といえばそうなのだろう。

　しばし立ち会い、帰宅。せっかくのチャンスなので、帰りは三鷹で降りて、かねてから伺いたかった古書店へ赴く。とても趣味の合う品揃えで両手いっぱいに抱えて帰った。重い。

　しかし趣味の合う古本屋さんではあぁ、これも持ってる、これもある、とちょっと懐かしいような、ここで買えばよかったというような、複雑な思いもする。それくらい波長が合うってのはとても興味深い。

そこにはゼラニュウムの花の色で幾度も照らされ　触れ方によってはゆるやかにうわむく美しい乳房　和解しよう
「裸婦」より