【2023年版】今年読んで良かった本
2023年の読書を振り返ろうと思います。
2023年は、199冊の本を読みました。
なんと、200冊まであと1冊! 読んだ数が全てではないけれど、なんとなく悔しい……。
今年は、月別の読了数もカウントしてみました。
月に大体15〜20冊ほど読んでいたようです。11月が引っ越しでバタバタしていて伸び悩みました……。
続いて、私が2023年に読んで良かった本を7冊紹介します(本当は3冊に絞ろうと思っていたのですが、絞りきれませんでした……)。
それでは、さくさく紹介していきます!
2023年に読んで良かった本
劉慈欣|三体III 死神永生
これはすごかった。有名な作品ではありますが、まだ読んでいない方は、絶対に読んでください。
難しい科学理論は抜きにして、壮大すぎるスケールに圧倒されました。これだけのスケールのSF作品に、人生であと何度お目にかかれるのだろう……と思ってしまうほどでした。
デイヴィッド・ミッチェル|ボーン・クロックス
こちらも非常に読み応えのあるSF小説でした。奥が深い世界観にどっぷりと浸りたい方におすすめです。
人間を深く掘り下げていく群像劇と、終盤にかけてどんどん壮大になるSF要素が融合して、他では味わえないような読後感でした。
西加奈子|くもをさがす
西さんがカナダで乳がん闘病中に執筆したノンフィクション。本書で書かれている文章ひとつひとつに、飾らない説得力があり、多くの方に読んでほしいです。
病気を経験した人に寄り添うとき、相手の気持ちを慮るとき、西さんの書く正直な言葉たちが、きっと助けになってくれると思います。
ジェヨン|書籍修繕という仕事
韓国で書籍修繕家として活動する著者のエッセイ集。普段なかなか覗き見ることのできない書籍修繕の世界を知れて、面白かったです。
依頼者が持ち込む修繕本には、各々の人生の物語が宿っています。その物語に耳を傾け、尊重し、修繕するジェヨンさんの丁寧な手仕事に、感動しました。
土井善晴|一汁一菜でよいという提案
私事ですが、今年の11月から一人暮らしを始めました。ご飯は基本的に自炊を心がけているのですが、指針にしているのが本書です。
普段の食事は、ご飯とお味噌汁があれば十分。たまのハレの日に、豪華な食事をすれば良い。自炊のハードルが下がって、無理なく続けることができています。
四角大輔|超ミニマル主義
モノだけではなく、生活や仕事、思考もミニマルに。私の生き方や哲学に大きな影響を与えてくれた本でした。
特に最も影響を受けたのは、自分をリセットする「旅」の考え方でした。まとまった休みを確保し、旅に出て心身ともにリフレッシュすることの大切さを学びました。
手塚治虫|火の鳥
漫画部門だと、手塚治虫先生の『火の鳥』を読めたことは非常に良かったです。
様々な時代を舞台に、ここまで奥深い設定の話をいくつも描けることに、手塚先生の偉大さを感じました。中でも私は「宇宙編」がお気に入りです。もっと早く読んでいれば良かった。
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