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【2023年版】今年読んで良かった本

2023年の読書を振り返ろうと思います。


2023年は、199冊の本を読みました。

なんと、200冊まであと1冊! 読んだ数が全てではないけれど、なんとなく悔しい……。


今年は、月別の読了数もカウントしてみました。

1月 17冊
2月 15冊
3月 22冊
4月 19冊
5月 17冊
6月 14冊
7月 17冊
8月 16冊
9月 15冊
10月 22冊
11月 11冊
12月 14冊

月に大体15〜20冊ほど読んでいたようです。11月が引っ越しでバタバタしていて伸び悩みました……。


続いて、私が2023年に読んで良かった本7冊紹介します(本当は3冊に絞ろうと思っていたのですが、絞りきれませんでした……)。

それでは、さくさく紹介していきます!




2023年に読んで良かった本


劉慈欣|三体III 死神永生

これはすごかった。有名な作品ではありますが、まだ読んでいない方は、絶対に読んでください。

難しい科学理論は抜きにして、壮大すぎるスケールに圧倒されました。これだけのスケールのSF作品に、人生であと何度お目にかかれるのだろう……と思ってしまうほどでした。


デイヴィッド・ミッチェル|ボーン・クロックス

こちらも非常に読み応えのあるSF小説でした。奥が深い世界観にどっぷりと浸りたい方におすすめです。

人間を深く掘り下げていく群像劇と、終盤にかけてどんどん壮大になるSF要素が融合して、他では味わえないような読後感でした。


西加奈子|くもをさがす

西さんがカナダで乳がん闘病中に執筆したノンフィクション。本書で書かれている文章ひとつひとつに、飾らない説得力があり、多くの方に読んでほしいです。

病気を経験した人に寄り添うとき、相手の気持ちを慮るとき、西さんの書く正直な言葉たちが、きっと助けになってくれると思います。


ジェヨン|書籍修繕という仕事

韓国で書籍修繕家として活動する著者のエッセイ集。普段なかなか覗き見ることのできない書籍修繕の世界を知れて、面白かったです。

依頼者が持ち込む修繕本には、各々の人生の物語が宿っています。その物語に耳を傾け、尊重し、修繕するジェヨンさんの丁寧な手仕事に、感動しました。


土井善晴|一汁一菜でよいという提案

私事ですが、今年の11月から一人暮らしを始めました。ご飯は基本的に自炊を心がけているのですが、指針にしているのが本書です。

普段の食事は、ご飯とお味噌汁があれば十分。たまのハレの日に、豪華な食事をすれば良い。自炊のハードルが下がって、無理なく続けることができています。


四角大輔|超ミニマル主義

モノだけではなく、生活や仕事、思考もミニマルに。私の生き方や哲学に大きな影響を与えてくれた本でした。

特に最も影響を受けたのは、自分をリセットする「旅」の考え方でした。まとまった休みを確保し、旅に出て心身ともにリフレッシュすることの大切さを学びました。


手塚治虫|火の鳥

漫画部門だと、手塚治虫先生の『火の鳥』を読めたことは非常に良かったです。

様々な時代を舞台に、ここまで奥深い設定の話をいくつも描けることに、手塚先生の偉大さを感じました。中でも私は「宇宙編」がお気に入りです。もっと早く読んでいれば良かった。



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