【日経】国の基金、5割が期限なし:データ元を探してみた
もし行政事業が破綻していたとして黒木亮の小説『エネルギー』の序盤、通商産業大臣の堀内氏が、石油公団の財務資料を読む場面が印象に残っていた。
公団が出資した開発会社の決算書を読んでみたら、存続中の112の石油開発会社のうち、102が赤字会社。一兆三千億円の不良債権が存在し、いずれも公団の負担になるという内容。
仕事として行政に関わったことのない自分にとっては、「行政事業の管理・評価はどうなってるんだ?」と驚いた。
そんな中、目に留まったのが2023年10月29日の日経新聞の