【不登校と心のエネルギー】本気解説します!!
こんにちは、めげないやつ子です。
不登校になった子どもの様子や状態を説明する時に、『心のエネルギーが無い・減っている』という言い方をする事がありますよね。
心のエネルギーとは何だと思いますか?
車で例えるとガソリンのようなイメージでしょうか?
とはいえ、“人間の心” となると、それが何なのかよくわからない…という人も多いと思います。
この場合の心とは脳の事だと捉えると、子どもを理解しやすくなると私は考えています。
ま、まさか、不登校は努力と根性でどうにかなる!どうにかしろ!なんて思ってる人いないよね…
不登校でよく言われる『心のエネルギー』
この場合の心とは脳のことです。
脳とは神経細胞がたくさん集まっている臓器です。心臓や胃と同じ体の一部ですよね。
不登校の子は人間のエネルギーである気力と体力が少なくなってしまった…もしくは機能しづらくなってしまった…という事だと私は考えます。
心のエネルギーとは
つまり脳の神経細胞のエネルギー
という事です。
不登校の理由は人それぞれですが、今まで保ってきた機能がストレスによって低下してしまう状態になる…というのは共通しているのではないかと思います。
もちろん程度は様々で個人差はかなりあります。
例えば
・不安を感じる機能が過敏になる(扁桃体)
・不眠や便秘、食欲不振などの身体症状が出る(自立神経)
このような事も脳の神経細胞エネルギーの低下によって起こる事があります。
不登校とは何かしらのストレスが続いた事によって脳の神経細胞の働きが元気のない状態である
全ての不登校がそうだとは言いませんが、多くはこのような事だと私は考えています。
でも心というと急に曖昧で…
しかも相手が子どもだと何故か途端に、
\学ばせよう/
\成長させよう/
という気持ちが働く大人がとても多いです。
怠けているとか やる気を出せとか…
努力や我慢、頑張り続ける事(だけ)が優れている事として、それを促したり求めたり…
これは私もそうです。
今はこの感覚はかなり減りましたが、それでもまだ残っています。
それだけ私たち自身がこのように生きてきた…そう育てられたのだとも思います。
良いとか悪いとかで片付けてしまう事ではなく、根強く心に刻まれている生き方なんですよね。
でも不登校は、そんな “気持ち” “意識” だけでどうにかなるものではないと わかってくると、
わずかに残っている子どもの気力と体力をさらに奪うような方法じゃなくても、新たな対応が見えてくるのではないかなと思います。
脳の神経細胞の働き(一部)
・記憶力
・理解や認知力
・作業能力
・情報処理力
・ストレス処理力
・注意力や集中力
・不安を感じる
・生命活動をコントロールする
(心のエネルギーが無くなるとは)これらの機能が低下する又は正常に保ちにくくなる事
これらが正常に働き、元気がなくなってしまった機能が元に戻るためには、まずは脳を休ませる事が重要です。
心=脳なので、心を休ませる事がとても重要って事になります。
だから、ゲームをしたりYouTubeを見て笑ったり、アニメや推し活にはまったり、ずっと寝ていたり、誰とも話さず殻に閉じこもったり、
子どもは自分で心を休める事をちゃんとやっていますよね。
だから私はいつも『不登校は子どもが正解を知っています』という言い方をしています。
今回はお母さん達に…というより、あまり理解のない家族の方に向けての内容になりました。
先日の電話相談で、
家族に不登校の子どもの事を理解してほしくて説明している時に『心のエネルギーって何?』と言われたと、そんな話を聞きました。
私は、
子どもの心のエネルギーが無いんだよと言われたら、それが何なのかわからなくても『それは大変なことだ』と感じてほしいというのが本音です。
大切な我が子の、心のエネルギーが無いと、母が一生懸命に説明してるんです。
そんな言葉に対する質問じゃなくて、本当は、悲しく思ってほしいし怖く感じてほしいし、どうにかしてあげたいと思ってほしいです。
それが理解であり協力への一歩だと思うからです。
どこに意識を向けるのか…
その方向は “言葉” ではないように思います。
でも、そのご家族が何を思うかは、私にはコントロールできません。
なので今日は、心のエネルギーについて私なりに本気で解説しました。
誰かに届いてくれたら幸いです。
それではまた。
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