ふと、ある人から「あなたのことはすぐに分かった」と言われたことを思い出します。しかし、本当に私のことを理解してくれたのだろうか？という疑問が湧き上がりました。
人はそれぞれ異なる価値観や経験を持っています。
その人にとって「分かった」とは、私の表面的な部分だけを捉えた「だいたい分かった」という認識に過ぎないのではないか。
中には、鋭い洞察力を持つ人、心の深層まで見透かすことができる人もいるでしょう。
しかし、多くの場合、人は自身の経験や知識に基づいて、表面的な判断を下しているのではないでしょうか。
同じ考えを持つ人であれば、共感しやすいため、理解し合えていると感じられるかもしれません。
しかし、私自身は人と異なる考えを持つことが多く、周囲から理解されにくいと感じることが多々あります。
人と接するほど、自分の孤独感を強く意識してしまうのです。
人と繋がることは、人生において大切なことの一つです。
しかし、同時に、人と異なる考えを持つことで生まれる孤独感もまた、人生の重要な側面であることを忘れてはいけません。
この孤独感は、自分自身と向き合うための貴重な機会を与えてくれます。
人と異なるからこそ、自分独自の価値観や考えを築き上げることができるのです。
人と違うことを恐れずに、自分自身を信じて歩んでいくことが大切です。
そうすることで、真の理解者と出会える日が来ることを願っています。