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思考力は教室の外でも育つ

前に、「思考力を高めるには読書がいい。」という内容の記事を書きました。↓

確かに、読書は思考力を高めるのに有効です。
でも、「読書以外でも色んなことで思考力を高めることはできるな。」と思ったので、今回はそのことについて書いてみます!

好きこそ物の上手なれ

私は、「どんな力を伸ばすにしても、好きなことを通して伸ばすのが一番効果的だ」と思っています。
好きなことであれば自然に興味もわくし、「知りたい・やりたい・見てみたい」の気持ちで、言われなくても自分でどんどんトライしていくからです。

多少大変なことだったとしても、興味の方が勝って乗り越えてしまうこともあります。
失敗しても何度も何度も挑戦できるのも、好きだからこそだったりします。

もちろん、我慢・忍耐・根性というものも大切です。
嫌いなことや苦手なことでも、やっているうちに克服できることもたくさんありますもんね。

でもやはり、「三つ子の魂百まで」で、持って生まれた個性や性格、得意不得意はありますよね。
だからこそ、まずは本人が好きなもの、興味を惹かれるものを軸に、色んな力を伸ばしてあげると良いと思います。

思考力は遊びをとおして育つ

そして、そのことは思考力においても言えることだと思います。
思考力というと、ペーパーテストで測れる力や「頭の良さ」のようなものを想像しがちかもしれません。

でももっと広く捉えるなら、疑問をもつことや、その疑問を追究すること、そして分かったことを次に繋げることなども思考力に入ります。

何でだろう?
こうしたらどうなるかな?
これって、つまりこういうこと?
じゃあ今度はこうしてみたらどうかな?
こんな風に思う時は全て、思考力を使っているんです。

では、子供が思考力をビンビンに発揮させる場面はいつでしょうか?
それは、遊んでいる時や好きなことをしている時です。

サッカー好きな子が上手くなりたいと練習している時。
ポケモンが好きな子が、どうやったら相手に勝てるかと考えている時。
絵を描くのが好きな子が、描いたことのない物を描いている時。

大人からはただ遊んでいるように見える時でも、子供の頭の中では思考がフル回転しているのかもしれません。
どんなに勉強嫌いな子でも、どれだけテストの点数が低い子でも、好きなことには夢中で色んなことを考えながらやることでしょう。

だから、思考力は教室の外でも学校の外でも育つし、なんなら退屈な授業や嫌々行っている塾よりも、楽しい遊びの方が思考力を高めてくれるかもしれません。
こう考えてみると、我が子の遊びに対する見方が少し変わりますよね。

私の息子は最近Youtubeを見たがりますが、最初はあまり見せたくないなぁと思っていました。
でも、マジシャンがマジックをする動画を食い入るように見つめて、新しいマジックをどんどん覚えていくので、Youtubeも学ぶことがたくさんあるなぁと見方が変わりました。

「思考力=読書」よりももっと広く、思考力を捉えていきたいな!

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