物心ついた時から星を見るのが好きだった
あの光は小さな点ではなく
星で銀河で星雲だったりする
そう思うと途方もないものを見ている気持ちになる

地球は昨日クリスマスだった
ケーキ屋さんに並ぶ長い列を横目に
いつも通り野菜とヨーグルトなどを買う

地球のクリスマスとゆう慣わしは
きっと子どもたちの為にあるのだろうなと思った
ケーキやおもちゃやチキンが
テーブルに並ぶ地球をあげた無礼講の日

子どもが小さかった頃は
マライヤやワムをかけながらパーティーごっこをした
普段はムスッとしてふてくされ気味な息子も
この日は少し浮かれるのが嬉しかった

娘は子どもの頃食物アレルギーがあり
あまりケーキを食べられなかった
学校で出るものも食べられず
無理に食べると気持ちが悪くなってしまう
それはケーキの他にもあって
変なところが似てしまったものだと思った
わたしも子どもの頃ケーキが食べられなかった
というより生クリームがダメだった

どうして食べないの？とゆう言葉は子ども心に辛い
食べないのではなく食べられないということが
まだよく理解できない
早く子ども時代が終わらないかなあと思ったものだ

昨日の朝フランスにいるBoyfriendから
MerryXmasのメッセージが届いた
今日本へ来る日程を調整しているとのこと
フランスではクリスマスを家族と過ごすので
実家へ帰っているのかもしれない

地球は昨日クリスマスだった
わたしはいつものお店で
いつもの庶民的なワインを買い
そそくさと家に戻った

本当はクリスマスなんてちっとも好きじゃない
どうしてクリスマスに合わせて飲んだり踊ったり
はしゃいだりしなきゃならないんだろう
特別な日なんて大抵その辺に転がってるのにね

でも子どもが喜ぶのを見るのは好きだ
ジョンレノンのHappy Xmas(War Is Over)も好き

今年の暮れはこの曲が世界中で流れていてほしい