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pruning

先日のこと。
和歌山県有田郡にある巨峰村まる太農園さんの剪定前のぶどう畑を撮影してきました。タイトルのpruningとはいわゆる剪定のことで、ぶどう栽培の中ではとても重要な行程なんだと思います

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ブドウはつる科の植物なので、何も手を加えないと、思うぞんぶん枝を伸ばし、より多くの実をつけようとします。他の植物よりも確実に生き残るための戦略でしょうか?素晴らしい自然の戦略だとは思いますが、枝や葉っぱが多すぎると分配される栄養もそのぶん希薄になったり、葉の陰になって太陽が当たりにくいと、果実がうまく熟さないということがあるそうです。

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そういうことにならないように、葉や枝の数を剪定して、よりクオリティの高いぶどうを収穫できるようにします。収穫期のイメージを明確にして、余分な枝を切っていくのはかなり高度な技術と経験を要するんでしょうね。

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当たり前ですが、素人にはどの枝を残してどの枝を切るか?なんて全くわかりません。作物と自然に対して真摯に向き合ってる栽培者のみがなせる、素晴らしい技術ですね。ぶどうが収穫できるまで、その様子を自分なりの目線でお伝えしていければと思います。

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撮影が終わる頃には青い空が広がってました。

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