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大人のADHDと診断された話

前触れはあった。
社会人になってから、おや?私って他と違うかも、と思うことはあった。
詳しくは過去の記事に記載しています。

この記事では、病院で診断された話から記載します。

あれ?こんなあっさり診断名出るの?

当時、仕事で悩んでた私は、軽いカウンセリングを受けていました。
(病院ではなく、個人でやってるカウンセラーの人に話すようなやつ。これ軽いぼったくりだったので、またこのことについても後で記載したいです。)
そこのカウンセラーの人と顔馴染みという精神病院を紹介してもらって行きました。

営業を辞めたくて仕方なかった私は、ADHDという診断が下されることを願っていました。

名前を呼ばれて、診察室に入るや否や「これ読んで当てはまったら○して」と紙とえんぴつを先生から渡されました。
紙にはこのリンク先の「大人のADHD症状チェックリスト:成人(18歳以上)用」チェックリストと同じ質問が並んでました。
※診察を受けたのはこの病院ではありません

「そんなん、全部○だし、読むまでもないじゃん」とわずか10秒、すべて○と記載。、、

先生から特になにか聞かれるわけでもなく、すぐにADHDという診断が出ました。
(この1年後、いろいろあって別の病院で本格的に検査しADHDの診断が出てますが、また別で記載します)

あんなに悩んでたのが馬鹿らしい

こんなにあっさり?え??まじ?と戸惑いました。
ネットで事前に調べてた話だと、診断がなかなかおりなくて苦労されている方もいる、という情報もあったので覚悟してましたが、すごくあっさりしていました。
(病院によって差はあると思うので、参考程度までに。)
その病院では、ストラテラが処方され、毎日飲むように言われました。

悩んでた時間ばかみたい、早く病院に行けばよかった。少し後悔しました。
迷ってる人は声を大にして言いたい。

早く行ったほうがいい!行ってから考えた方がいい、迷ってる時間がもったいない!!

診断が出てから、わたしはADHDの本を買うようになりました。

↑の本を買って読むようになってから、あれ、薬と努力次第でなんとかなるのでは?とおもいはじめました。
いままでわたし努力してるようでしてなかった、
努力の仕方間違ってたかも、と思うようになりました。

例えば、メモを首からぶら下げるやつ。
頑張ってメモに固執してたけど、携帯のメモに保存すればいいじゃん。

ものをなくさないように気をつけてたけど、なくしたらすぐ探せるようなものを買えばいいじゃん。

自分で自分を苦しめてたかも。今まで思ったことのないことを思うようになりました。
できないことを目標にするよりも、できないことを認めてできなかった時どうカバーできるか、そう考えた方が身の為だなと思いました。
それはできない目標をたてて、クリアできなかった自分を責める未来が目に見えてるからです。

こんなふうに思えたのはADHDという診断があったからでした。

苦しんでる人に言いたいです。
できない自分を認めること、そのほうがステップアップにつながる。

こんなふうに言えるまでには長い時間がかかりました。
簡単にそんなことを言える自分になったわけでもありません。

このあと私は部署を異動して営業を離れることになります。
会社にADHDであると告白するのは相当の勇気がいりました。
もういっそのこと仕事をやめようか、そう考えたこともありました。


次回は、ADHDをオープンにして部署異動させてもらってから覚醒する話を記載します。

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