お赤飯
子供の頃、祖母の家に向かう時
母はいつも、一人早く起きて台所に立っていた。
祖母の大好きなお赤飯を作っていたのだ。
祖母も母もお赤飯が大好き。
幼い頃の私は、お赤飯はあまり好きではなかったが、帰省時、お祝いの時に出てくる特別なものだった。
私がお赤飯を作ったことは、あまりない。
新婚当時、実家のことがとても恋しい時があった、その時に作ったが、
夫はあまり好きではなかった。
今日は、何年振りかで赤飯を作っている。
数時間後に母の元へ向かうから。
笑顔で一緒に食べられますように!
今なら、幼い日、母がその母のために、どんな気持ちで台所に立っていたのかわかるような気がする。
お母さん、ありがとう
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今日は、これから私の実家へ帰省します。
母の好きな「お赤飯」、実家に帰省する時に作るのは、今回はじめてだと思います。
こんな気持に自分からなったのは、初めてのことだと思います。
私と母の関係はあまり良好とは言えません。子供の頃から喧嘩ばかりです。
昨年のお盆に帰省した時は、喧嘩をしてしまい最悪なこととなっています。
現在、父が3年前に倒れて、週3回の人工透析、そして、押し車を使っての歩行はできるのですが、以前のようには動けなくなっています。
私の家から実家までは、車で2時間ちょっとの場所に2人で住んでいます。
私には弟がいますが、独身で私と同じく、両親の側にはいません。
父が体調を崩してから、弟は自分の都合が良い時は実家に帰省してくれていました。
以前は、実家では何もしない弟、「親は子供の世話をすることが楽しみなので、その楽しみを奪ってはいけない」なんてい言ってましたが、そういう現状でもなくなっています。
私はと言えば、結婚してからも、実家へ帰省時は母のお手伝いはしていたつもりです、でも、私も両親にどこかで甘えてしまっていたのだと思います。
母はとても他人に気を使う人です。私の旦那にはいまだに気を使い、本当の部分はあまり見せません。
なので、無理をして疲れちゃうところがあります。
今回、事前に弟から私にLINEがあり、釘をさされました。
「お客様気分で実家に行くなら帰省しないでほしい、母の負担が多くなるから」
と言うものでした。
弟は、母の負担が多くなるからと、私とは帰省時期もずらしたいと、昨年くらいに提案があったのです。
私1人で帰省しようかなとも思ったのですが、娘も今年から中学生、帰省出来る時に、帰省しようと、家族で顔を見せる感じで1泊2日で帰省してきます。
先日、noteで「お赤飯」の話になったからでしょうか?
今年はお赤飯をもって、実家に帰省したいと思います。母が喜んでくれるといいなと思います。
味見をしてみましたが、なかなか小豆の感じも良かったと思います。
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