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「大学図書館」を上手に使う!|明治大学の図書館活用法|新入生向け

こんにちは、明治大学入学センターです。
今回は大学図書館について深掘りします。


明治大学の4つの図書館

和泉図書館|”滞在”する図書館

和泉図書館(外観)

和泉図書館は和泉キャンパスの入口にあります。
文系学部 1・2 年生を主な利用対象として、人文・社会科学の基本図書を多く所蔵しています。

「人と人」「人と情報」の架け橋(リエゾン)として、読書に親しめる環境や学生同士でコミュニケーションできるスペース、イベントなどを提供しています。

コミュニケーションラウンジ
声を出してグループワークができるスペースです。

フロアによってゾーンが分けられていて、1Fから4Fに上がるにつれて静かになっていきます。ひとりで集中したいとき、グループワークしたいときなど、目的によって場所を選べます。

居心地が良い「滞在型図書館」がコンセプト。
さまざまなイスや机があるので、お気に入りを探してみてくださいね。

生田図書館|新校舎に引っ越し直前

生田図書館(外観)

生田図書館は、生田キャンパス中央部に位置しています。
主な利用対象は、理工学部・農学部の学部生・大学院生・教職員です。

蔵書は自然科学・工学が中心ですが、専門書以外にも、文庫・新書・一般文芸書など、多数の図書が揃っています。

書架の向こうに緑が見えます。

緑豊かな環境にある、伝統的な図書館建築の空間です。
授業や実験、研究の合間に、落ち着いて読書などいかがでしょうか?

そして、1点お知らせです。生田図書館は2025年に生まれ変わり、新しく建設される「生田第二中央校舎(仮称)」にお引越しします。
これから入学する皆さんは、新築の図書館を利用できるので、とてもラッキーな世代かもしれませんね!

生田第二中央校舎(仮称)
図書館やラーニングコモンズが入ります

中野図書館|モノトーンなデザイン

中野キャンパスは1つビルに全ての施設が入っています。
図書館の入口はこんな感じです。

中野キャンパスは1つのビルからなるコンパクトなキャンパスです。高層棟・低層棟の2つの棟に分かれており、図書館は低層棟の2階にあります。

情報学・数学・ポップカルチャー・言語学等の専門書で国際日本学部・総合数理学部の学習・研究をサポートするほか、思わず手に取って読みたくなる本も揃っています。

内装はモノトーンのメタリックなデザイン。
集中して読書・学習ができる図書館を目指しています。

国際日本学部があるため、留学生も多いキャンパスです。

中央図書館|明治大学最大の図書館

明治大学のシンボル「リバティタワー」に中央図書館があります。
図書館は地上1階~地下3階まで。

東京都心・御茶ノ水にある駿河台キャンパス。
多くのビルを擁するキャンパスですが、中央図書館が入っているのは「リバティタワー」。明治大学のシンボルタワーです。

図書館の入口はリバティタワーの正面左側。リバティタワー1階の紫紺ホールに直結しています。

明治大学は約270万冊の図書を保有していますが、その半分近い約125万冊が中央図書館に所蔵されています。

地下なのに窓から光が差し込む閲覧席です。

館内は充実した施設と美しい内観、1,200余の閲覧席を備え、広大な書庫にも自由に入ることができます。
人文・社会科学系の専門・基本書や約15,000タイトルの雑誌も所蔵しています。

図書館でできること

大学図書館のサービスをフル活用できるのは、大学生の特権です。
知らないともったいない、豊富なサービスを紹介します。

Step 1 - 本を探す・読む(閲覧)

まずは、基本中の基本。図書館で本を探して、閲覧してみましょう。

・・・とはいえ、明治大学が所蔵する図書は約270万冊
膨大な数ですし、読みたい本が他のキャンパスにあることも・・・。

そんな時に使っていただきたいのが「Meiji Opac」という検索サービスです。

Meiji Opacのトップ画面

たとえば「吾輩は猫である」で検索してみました。小説、研究書、論文、マンガまで、全部で69件がヒット。
岩波書店「定本漱石全集」をクリックしてみると、書誌情報のページが開きました。

図書の詳細情報や配置場所が確認できます。

この画面を見ると「和泉開架」に配置されているようです。和泉図書館の開架部分(※閲覧席に面して設置された本棚)にあるようです。
「請求記号」の「map」ボタンを押してみましょう。

図書が配置されているスペースが赤く表示されました。これでスムーズに探せそうです。

なお、Opacから図書を予約したり、他キャンパスの図書を取り寄せたりすることも可能です。

Step 2 - 本を借りる(貸出)

明治大学の学生なら、同時に15冊まで、15日間も本を借りることができます。(大学院生は30冊まで、1か月間。)

また、貸出期間内に2回限り、Opacから延長することも可能です。
次の予約者がいる場合等は延長できませんが、図書館の窓口まで足を運ぶ必要がないため、とても便利な仕組みです。

ところで、図書館内にはこんな機械がたくさん設置されています。

近づくとこんな感じです。
右側のところに学生証をタッチし、本のバーコードを読み取らせます。

これは図書の「自動貸出機」です。カウンターに行かなくても、自分で図書の貸出手続きを行うことが可能です。
右側のところに学生証をタッチして、借りたい本のバーコードを読み取るだけです。
とても簡単なので、こちらもぜひご利用ください。

Step 3 - レファレンスサービス

「レファレンス」という言葉、聞いたことはありますか?
資料の検索や調査を図書館員がサポートしてくれるのがレファレンスサービスです。

  • あるテーマの図書や雑誌論文を探したいが,探し方がわからない。

  • 調べたい事柄やテーマがあるが,調べ方がわからない。

  • データベースの使い方がわからない。

  • 求めている資料を図書館で所蔵していない。

そんな時は、図書館内のレファレンスカウンターに相談に行きましょう。
メールやオンラインフォームでの相談も受け付けています。

「授業の課題をやってほしい」「法律相談・医療相談・人生相談をしたい」等は当然NGです!

その他にも、明治大学に所蔵されていない資料を外部から取り寄せたり、紹介状を発行したり、レファレンスサービスでは色々なケースに対応しています。
資料探しで困ったことがあったら、レファレンスカウンターに相談に行きましょう!

Step 4 - オンライン情報源を使う

紙の本を揃えることだけが図書館の役割ではありません。近年はオンライン情報源の整備にも力を入れています。
明治大学が契約している外部データベース、電子ジャーナル、電子ブック等は、以下のページにまとまっています。

以下のリンク先では、アクセス時に注意喚起のポップアップが表示されます。

個人では契約できないような高額なサービスも多く、学生時代にこれを使わないのは本当にもったいない!
たとえば、日経・読売・朝日・毎日といった新聞を閲覧したり、オックスフォード大学出版局やケンブリッジ大学出版の学術専門書を電子ブックで読んだりすることも可能です。

図書館がイチオシするのが「MARUZEN eBook Library(MeL)」。
和書・洋書含め160,000以上のタイトルを掲載する電子書籍サービスです。
本当に多くの書籍を読むことができるので、ぜひアクセスしてみてください。

<注意事項>
必ず利用先データベース等の利用規約を確認し,厳守したうえでご利用ください。
ジャーナル1冊分全てにわたるような大量のデータのダウンロードやプリントアウトを一度に行うことは禁止されています。特にプログラム等を利用しての自動的な大量アクセス及びダウンロードはその目的にかかわらず厳禁です。

新入生向け図書館案内

ここまで、主な図書館活用法をご紹介してきました。
しかし、この記事で紹介できたのは、図書館の魅力のほんの一部。

おしゃれなグループ閲覧室を利用したり、連携している他大学の図書館を利用したり・・・。
また、ここで紹介した4つの図書館以外に、法律関係に特化したローライブラリーや、貴重なマンガ資料を集めた米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館も設置しています。

せっかく明治大学に入るなら、知の拠点である図書館をフル活用しましょう!

新入生向けの情報はこちら!



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