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家出するハブラシ!? ハブラシくん@絵本メモ

◎ハブラシくん (わくわく ユーモアえほん)

動いてしゃべって食べるハブラシくんの話である。明らかに息子にはまだ早い感じだが、私が読みたくて読んだ。

カンのいい方はわかるであろう。そう、私がレビューしたいといいつつなかなかレビューしない、

ちくわのわーさん。とおなじ作者さんである。ちくわのわーさんを図書館で予約して早1ヶ月くらい(曖昧)なかなか順番が回ってこないのでこちらを借りてみた。うん、想像通りなかなかシュールな話であった。

主人公のハブラシは、持ち主が最近歯磨きをしてくれない!という理由で家出をする。
このハブラシくん、関西弁でしゃべりまくり、勝手に歩き回り、甘いものを買い食いする。
なぜかお店も「歯ブラシならしゃあないなぁ」と、商品をタダでくれる。そしてその商品を毛先?の部分に乗せてちゃんと食べる。ツッコミどころ満載である。オチもなかなかいい感じなのだが、オチはぜひ、ご自身で確かめてみてほしい。

3歳からのユーモア絵本とあったが、確かに3歳くらいからなら楽しめるかも。もともとは、最近息子が歯ブラシを口に入れると嚙んで動かせないようにしてしまうため、「なんかいい歯磨きのえほんないかな?」と思い探して見つけたのがこちらである。

たぶん当初の目的からすると、
120%、コレジャナイ。

まあ、当初の目的の絵本は他にも借りたのでそれでよし(後日レビューします)。

リアルよりの絵、関西弁の歯ブラシが非常にいい味を出していて、読んでいてとても楽しい。たぶん、というか絶対にストーリーは理解できていないが、リアルよりの絵と私が楽しそうに読んでいるからか、対象年齢からはずれた息子の反応も好感触。
ファーストブックとかにはオススメしないが、小学生や中学生、大人にもウケそうで対象年齢は広いかも。
この作者さん、他にも「うどんのうーさん」等々たくさん絵本を出しているようなので、今後もチェックしていきたい。

tupera tuperaさんばりに私がハマりそうで危険。
そんな絵本であった。

シュール系が好きな方、お子さんを笑わせたい方に激推ししたい。
見かけたらぜひぜひ!ちらっとでもいいので読んでみてほしい。

絵の見やすさ
★★★★☆
リズム
★★★☆☆
入手し易さ
★★★★☆
息子氏のお気に入り度
★★★★☆
総合評価
★★★★☆

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