見出し画像

貴方のおススメ、読みました。

今回は手に取った本が偶然にも誰かのおススメ本だった、というケース(笑)
『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』という本について。

この本は、ハムハウスさん(埼玉県にあるシェア本棚)の棚主さん(小学生らしい)からお借りしました。


そして我らが太原堂(熊谷市にあるシェア本棚)の棚主仲間からもおススメされていた1冊です。

太原堂の棚主仲間、栗書房さんのパンフ

学生時代以降、疎遠になりがちであった詩に、
今回またお近づきになれたことがうれしいです。

言葉と言葉の間から、目に見えないものを解釈する。
それには『良い・悪い』の線引きがありません。
だからこそ難しく、そして自由であるように感じます。

全く別の分野なのですがキャリアデザインの本を同時に読んでいて、
共通点があるなと感じています。
デザイン思考は常に物事を多角的にみて、多くのプロトタイプ(試作品)を生み出してみることを重要視するんだそうです。
詩人たちは、感覚的に詩を紡いでいるのでしょうか。
それとも詩は、練って練って創りあげた芸術なのでしょうか。
誰かに教えてほしいところです。

ただ個人的に1つ強く思ったのが、気持ちに余裕がないと詩は浸透してこないんじゃないか、ということでした。
前に読んだ星の王子様もそうだったけど、大人ってつくづく切ない。
切ないからこそ、本を開いてほしい。
そんなエゴがくすぶります。
何様ですかね、私は。

この記事が参加している募集

わたしの本棚

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?