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【まくら✖ざぶとん】①⑧①『低反発まくら➑〈すごろくダンジョン〉』

…ぼーっとしてたら暦の如月ももう下旬、コロナコロナと云ってるうちに年月がソロリソロリと過ぎ去ってくのがどうにもこうにも寄る辺ない遣る瀬ないこと、まだクルナクルナと思っているのに春の弥生ももう目前、てな感じにクルリクルリと季節が回る前にマクラマクラをとここに一席。

とにもかくにもこの数ヶ月は家に巣ごもり引きこもり、インドアで過ごした時間に何をしてたかっていや任天堂から任天堂へと遊び回る堂々潜り、それすなわち往年の名作シリーズ元祖のスーファミ版『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』往年の名作シリーズ新作スーイッチ版『桃太郎電鉄 昭和 平成 令和も定番!』1993年から2020年27年間の隔たりを♪結んでつないで手を打って結んで♪みたら意外や意外、両者の間にはプレイヤーをハマらせる共通点を見つけたり。

どちらも基本設定はマップを移動してアイテムを揃えていくこと、ダンジョンの武器や防具すごろくの物件なら様々な効果のある草や巻物カードモンスター=貧乏神をかわしたりたおしたりしながら目指すのは次のステップ(アップ/ダウン)につながる目的地/階段。となればモンスターハウスキングボンビー、遭遇するや心拍バクバク手に汗握りソロバンサイコロを振るボタンひと押し、進む方向を決める十字キーひと押しが命運を左右する山場土壇場正念場、一気に振り出しに戻される逆風はしかしうまくすり抜けて切り抜ければ追い風にもなるターニングポイント。

モンスターを倒して手に入る経験値はつまり物件を買って手に入る収益額、レベルを上げてさらに強いモンスター/物件手にかけていく仕様も一緒なら、極めつけは全クリの目安でダンジョン地下99階すごろく時間99年。単純極まりないゲーム性なのに99階/年までやり込ませてしまうのは、の要素が強いから。階数/年数が深くなっていくほど、全力を尽くしても不運が重なったら脱落もやむなし、という達観に似た境地でトルネコ/トレインを動かすのみ。そうそうといえば「運」がつく運用もまた然り、HP/所持金のマイナスダメージを頭に入れた試算運用は云わずもがな、枚数制限のあるアイテム/カードのどれを捨ててどれを取り置くかの取捨選択ならぬ取捨戦略も醍醐味のひとつ、時の運用能力が試されるダンジョンすごろくはまさに運ゲートルネコダンジョン冒険の回数桃鉄すごろく周遊の年数を重ねに重ね、どちらもツキ/月を回していくゲーム!

えー、「一字千金」という故事ことわざもありますが、【まくら✖ざぶとん】を〈①⓪⓪⓪文字前後の最も面白い読み物〉にするべく取り敢えず①⓪⓪⓪作を目指して積み上げていく所存、これぞ「千字千金」!以後、お見知りおきを!!