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自分の強みは環境によって変わるという話

日系企業のBtoCマーケターから、外資系企業での採用マーケターへと転職して約1ヶ月経ちました。

最も大きな環境変化は、今の仕事のおよそ80~90%は英語で行う必要があるということです。以前から仕事で英語を使う機会はあったものの、これほど毎日ほぼ英語だけで働く環境は初めての経験です。

転職したばかりで業務理解がまだ足りない上に、オンライン会議で音声もよくないということも珍しくなく、英語に苦戦することが正直かなり多いです。英語学習へのエンジンをかけ直し、頑張っているところです。

そんな自分ですが、前職では英語を話せる人が多くなかったので自分の英語力は強みといえました。しかし、帰国子女でもなく長期留学経験もない自分の英語力は、ネイティブスピーカー/帰国子女に囲まれている今の環境では完全に弱みです。

一方で、逆に今の部門にマーケティングの実務経験がある人はほぼいません。前職では優秀なマーケターがたくさんいたので自分はその中の一人に過ぎませんでしたが、今は自分のマーケティングへの専門性が何よりの武器になっています。

話が飛びますが、昔、広告クリエイティブに超強い上司の下につくことがありました。その時、自分が担当した広告は毎日ボコボコにやられていたのですが、逆にデータ分析系のアウトプットはその上司からもかなり褒められていました。その後、別の部署に移動した際に、そこには広告クリエイティブに強い人があまりいなかったので、自分の広告クリエイティブへの専門性はかなり重宝されました。

そんな感じで、自分の強みは、世界No1でもない限りは身を置く場所によって決まるということを改めて感じています。

自分の強みを活かせる場所はどこなのか、そして、今の環境で活かせる自分の強みは何なのか、ということを考えることも、自分をマーケティングするという意味では重要なのではないでしょうか。

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