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【試験直前に】英語のリスニングテストで集中して実力を出し切る具体的な方法|TOEIC・英検・受験

TOEICや英検をはじめ、英語のリスニングテストって緊張しませんか?私はめちゃくちゃ緊張します。中国語など他の言語のテストでも同じです。そこで今回は、英語のリスニングテストに集中して実力を出し切る方法を、スポーツにおけるメンタルトレーニングの観点からまとめました。

TOEICテストを受験するたびに感じるのですが、2時間のテストは控えめに言っても長く、集中力が途切れがちです。そして、リスニングは1度しか流れない上に、問題がどんどん進むので、緊張して実力を発揮できない方も多いのではないでしょうか。

ところで、私は根っからの緊張しいで、受験でも野球でも本番で苦労してきました。大学入試の時には、浪人したためセンター試験を2回受けましたが、2年とも前の夜は眠れませんでした。野球の大事な公式戦では、自分のところにボールが飛んでくると頭が真っ白になることもありました。

しかし、だからこそスポーツでのメンタルトレーニングを大切にしており、大学生の時には野球の公式戦でもある程度自分の実力を発揮できるようになりました。そういう観点から、ここでは私が受験する時に気をつけている「英語のリスニングテストで集中して実力を出す方法」をまとめたいと思います。

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マインドセット(原理原則)

メンタルをコントロールする上で大切なのは、「"今"に集中する」こと、「結果を忘れる」ことです。そして、「肯定的な言葉を使う」ことです。

今に集中する

スポーツでも仕事でも、そして人生でも同じですが、過去を変えることはできません。次につながる冷静な反省は必要ですが、過去を思い悩むことは全くの無意味です。すべての注意力は、「今」に注がれるべきです。

大げさに聞こえるかもしれませんが、これはTOEICなどの英語の試験でも同じです。リスニング問題はどんどんと先に進むのですが、回答に迷って、「さっきの問題こうだったかな」「やばい、間違えたかも」と思うのは集中力を欠くだけで何の意味もありません。過ぎた問題はすぐに忘れて今解いている問題に集中するべきです。

結果は忘れる

また、注意力を「今」に注ぐということは、試験中(試合中)は「未来」=「結果」もイメージしてはいけません。結果というのは、たとえば自分がチャンスでヒットを打ってヒーローになっているところなど。

これは、集中力が今に向けられていないのです。「どこに投げ込まれたボールをどう打ち返すか」だけをイメージすることが、「今に集中する」ということです。間違ってもTOEICの試験中に「これは●点いけそうだな」「●点しか取れないかも」と結果をイメージしてはいけません。集中力を削ぐ元です。

肯定的な言葉を使う

では、今に集中するにはどうすればよいでしょうか。不思議なもので、人間は「過ぎた問題を気にしてはいけない」「他のことを考えてはいけない」と否定的な言葉を思い浮かべると、逆に「過ぎた問題を気にしてしまい」、「他のことを考えてしまう」のです。

スポーツでも同じです。たとえば野球で、「エラーをしてはいけない」「三振をしてはいけない」と自分に言い聞かせると、エラーする自分、三振する自分をイメージしてしまい、逆のことをしてしまうのです。

英語のリスニングテストでも、否定的な言葉を思い浮かべるのではなく、「今はテストに集中だ」「よし!聴くだけだ」と、肯定的な言葉を心でつぶやくことを強く推奨します。

具体的な方法

上記の原理原則を踏まえて、私がテストを受ける際に具体的に心がけていることを紹介します。

直前はしっかりと準備をする

これは多くの人が実践しているかもしれませんが、テスト前日と当日は問題集を解き、ある程度の勉強時間を確保して準備を怠りません。これは単に勉強量の問題ではなく、準備を怠ると「やばい、準備ができていない」という不安が本番で悪いイメージをもたらす原因となります。

音声を聴いている時は問題文を読まない

リスニングの音声が流れている時に、ついつい視界に入ってくる問題文を読んでしまいがちです。しかし、聴きながら読むことができるのは、TOEICや英検のような試験を受ける必要がないほどの高い英語力を持った人だけでしょう。

一旦音声が始まったら、まだ問題文を理解できていなかったり、前の問題が気になっても、聴くこと以外はしないようにしています。私は問題用紙に視線を落とすことはありますが、問題文を目で追うことはありません。

音声を聴いていない時は問題文を読むことに集中する

一旦その問題の回答が終わったら、次の問題文を読むことに集中します。気持ちの準備をしっかりしておくことで、音声が始まった時に不安がなくなります。

聴き逃したら即適当に答える

「しまった、聴き逃した」ということは誰にでもあるでしょう。その場合は選択肢をいくら読んでも正解は出てこないので、適当な選択肢を選んで次の問題に集中します。集中力は、すべて「今」に注がれるべきです。

今回は英語のリスニングテストで集中力を発揮する方法をメンタルトレーニングの観点からまとめましたが、冒頭で紹介した原理原則はスポーツでも仕事でも、さまざまなことに活用できるので、ぜひ参考にしてみてください。

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