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【写真日記】心を浄化する日

昨日は、「心を浄化する日」と称して、大好きなモーニントン・ペニンシュラに行き潮の香りに包まれながらキラキラと輝く海を眺めてきた。
今回もまた、写真を撮るのが目的ではなかったので、フィルターも三脚も持たず気の向くままにスナップショットのみ。

ケープ・シャンク:光と影のコントラストに惹かれて一枚


元々、海が苦手だった私。ブリスベンに住んでいた頃は、ゴールド・コーストやサンシャイン・コーストにもよく行ったが、海を好きだと思ったことが一度もなかった。考えてみると、どこもサーフィンができる海で波がそれなりに高くなる。どうも高波に対して恐怖心があるらしい。
下の写真の場所も到着時は静かで穏やかだったのだが、段々と波が激しく高くなってきて、私が立っていた場所で波が崩れるようになってきた。
「早く!早く!」と旦那をせきたて、逃げるようにこの場から立ち去った。

波が徐々に激しくなってくる💦

海への恐怖心。
小料理屋を経営していた両親がお盆休みを利用して従業員数名を連れて車で行ったことがあると聞いたことがある。当時私は3歳ぐらい。
初めて見る波の勢いに誘われてどんどん海の中へ歩いて行った記憶が薄らある。最終的に波に引きずりこまれたのだろう。その時は怖いという感覚はなかった気がするのが、心の片隅で恐怖心が芽生えていたのかもしれない。

青い空と海を背景に佇む赤い屋根の灯台は印象的


モーニントン・ペニンシュラは半島なので、入江側と海洋側がある。
上記のケープ・シャンクは海洋側なので、時間によってはかなり波が高くなる。予め満ち潮の時刻などを調べてから行くか、あるいは高くなり始めたと感じたら少し海から離れるなどして気をつけなければならない。
下の写真は、入江側のローズバッドという町にある海。静かで穏やかで音もトプトプトプ〜と控えめ。同じ海とは言え、海洋側とは全く異なる様相。

透明感のある水面の美しさに惹かれる


空と海が幾重にも水色と空色を重ねた世界。
海に降り注ぐ光はラメのようにキラキラ輝き
パステルブルーの爽やかな優しさに包まれた。

写真が小さくて水面の様子がよく見えないのが残念

春で少し温かくなったとは言え、まだまだ肌寒い。
特に昨日は、太陽が出ていても寒かった。
それでも海水浴する元気なオージーもチラホラいて
「流石だわ。」と思いながら暫し眺めていた。

抽象画のようで面白い

さざなみに揺れる水面が作り出す模様が気になってしまい
気づけばせっせと写真を撮っていた(笑)。

目には見えない自然の力が魂に注がれて少し心が軽くなった。


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