いつか必ず

私はずっとこんなふうに
あてもなく生きてきた
なんにもない道の向こうの空をながめて

風の音に耳をふさいだり
花の色に瞳をふせたり
わけもなくあふれる涙をおさえながら

心の翳にも少しずつ
太陽があたるように
この景色から逃げずただ歩いていた

だんだん思い出せなくなる
きっと変わってゆける
立ち止まらないでいればいつか必ず


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