見出し画像

【詩】彼女のこころのそばにいよう

親に愛されなかったと流す
彼女の涙は
わたしの涙でもあった




























なんでわたしだけ
愛されなかったのか?
その疑問も
わたしの疑問でもあった
























わたしが長い長い年月をかけて
親に愛されなくても
生きていけるようになった道を




























彼女はこれから歩んでゆくのだ
























振り返っては泣いて
立ち止まっては泣いて






















進んでゆくのだ





























わたしは何もできない
無力だけど




























ただこんなふうに彼女のことを想い
ただできるだけ彼女のそばにいよう























彼女のこころのそばにいよう

この記事が参加している募集

スキしてみて

私の作品紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?