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【長男】小学校1年生は勉強が楽しいお年頃

 現在高校生の息子が小学生の時のことを書いています。2014年から2019年までの話です。

 イラストは「みんなのフォトギャラリー」から使わせていただいています。ありがとうございます。
 
 今回は長男が小学校に入学してからの学びの話です。

 やる気満々だった

 小学校の入学前から始めていた「チャレンジ(進研ゼミ)を続けたい」と自分で言って、勉強を楽しみにしていた長男。
 
 自分で問題を作るなど、楽しそうでした。
 
 先輩ママさんから「小学校1年生はみんなやる気満々だけど、だんだんモチベーションが下がる」という話を聞いて「それはそうだろうな。」と思っていました。
 
 勉強は、学校が嫌にならない程度に出来ていれば花丸。という気持ちでいました。
 
 幼稚園の時は、自分の名前を書くのにも苦労をしていた長男ですが、小学校での勉強に対しては何故か前向きでした。

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  現在もリビング学習継続中です。

 チャレンジはうちの子には向いていました。次男(中2)は継続中。

 長男は英語という科目よりも、英語で外国の先生とのコミュニケーションをする楽しさを学んだなと思います。


 教科書を読むのが好き

 長男は、教科書を読むことが好きです。国語の物語を読むのはもちろんのこと、算数の新しい単元を開いて、授業でやる前に自分で解いていました。
 
 親が「やらせていた」なら続かなかったかもしれませんが、長男は自発的にやっていることなので、今でも続いています。

 ただし、通っている高校は予習前提で授業が進むので半強制気味ですが。
 
 長男の場合、新しい知識を覚えることは好きなのですが、受験勉強のように「試験対策のために知っている内容を繰り返し解く」作業は好きではなかったので、モチベーションの維持が大変そうでした。
 
 私の主観ですが、長男は先取学習をして大学受験のスタートを早く始める「中高一貫」スタイルは向かないタイプなのかもしれないと、高校受験を終えて思いました。
 
 結果的に長男は小中学校でつまずきがなく、分からないままのところが無かったので、ぎりぎりまでテニスをしながらでも高校受験が出来たのかなと思います。

 100ます計算の罠

 長男が小学校1年の時の担任の先生が100ます計算の宿題を出すことが多かったです。
 
 しかもただの計算ではなく最後の行は全て答えが「1」で揃うなど、趣向をこらしていました。
 
 大体はすらすら解けるのですが、繰り上がり繰り下がりが多いとミスが出て、最後にどこかを間違えたことに気づいてやり直すことが嫌になっていました。
 
 なだめになだめて、間違えたところを私が探して、書き直しを手伝うのが大変でした。
 
 先生が一生懸命楽しく勉強出来るように工夫してくれたのはありがたいなと思いますが、本人が自信を無くしそうだったので、宿題少なめにしてほしいなとも思ってました。

 私自身あまり勉強が出来るほうではなかった

 私自身は平均並みの学力なので、勉強がどうして嫌になるかの気持ちの方がよくわかります。
 
 モチベーションが下がっている時は早めに勉強を切り上げるよう声をかけました。

 机に向かう習慣

 中学にもなると、中だるみもありますが、小さな目標を自分で立てて机に向かって10分でも集中する時間があればいいのかなと思います。
 
 それが難しかったら塾を利用していたかもしれませんが、我が家は子ども達2人とも今のところ塾通いはしたことがありません。
 
 もともと、夫婦ともに塾通いの経験が無いからもありますが、今のところ必要性が無くて、子ども達も行きたいとは言わないからです。
 
 余談ですが、私は高校から推薦で私立。付属の大学に進学をしているため、受験の経験が無いのですが、夫は高校受験で公立、大学受験を経て国立に進学しています(杜の都の旧帝国)。

 私達夫婦の親は共に高卒(私の父は中退)で、勉強は「自分でどうにかしなさい」というスタンスでした。

 自分達の学生時代の自宅学習を参考に環境作りなどはしていますが、基本は「子ども達主体の学習スタイル」です。

 とはいえ、子ども主体になるまでの土台は親が作ったかもしれません。このままずっとサポートするのはどうかなと悩んでいたのですが、次第に自分達で自習出来るようになりました。今後その辺りは書いていく予定です(中受している人からするとごくゆるですが)。
 
 現在の長男(高1)は本人の意思で中学を卒業するタイミングでチャレンジを辞めています。

 理由は勉強の仕方がわかったからだそうです。

 未就園児からずっと続けていたので、辞めることに関しては親の方が感慨深かったです。

 何故勉強をするのか

 私は高校の時にとある先生がこの質問に対して言っていた言葉がしっくりきています。
 
 「好きなものや得意なものを見つけるため。苦手なことを避けるため。」
 
 小中学校で習う内容がしっかり頭に入っていれば、大人になった時に仕事や生活で困らない一般教養がつきます。

 一見必要ではなさそうなことも、ある職業では知っていないといけない基本のキだったりすると説明してきました。
 
 勉強は自立するための手段の一つなので「出来たほうが将来の幅が広がるよ。」と話してきました。
 

 知識を身につける大切な時間 

 私が大学生の時、発掘現場(考古学専攻で当時、調査員の仕事していました)の監督からは「知識より知恵を使え」とよく言われました。

 家という生活の場では私も子ども達に「知恵を使って」とよく言ってしまいますが、その方と同じくらいの年になって思うことは「知恵」は長年の経験で培われていくけれど「知識」は意識して取り入れないと手に入らないな、ということです。
 
 どれくらい勉強をやるかは子ども達自身に任せますが、学生の本分は学業であると私は思っています。

 何故学校に行くのか

 私自身、いじめられた経験があって学校に居場所がない時期がありました。理不尽さを感じることもたくさんありました。
 
 そのため、子ども達には「正直に言って勉強は家で自習をした方が効率は良いよ。学校に行くのは「社会」を知るためだよ。」と言っていました。
 
 そして無理に行く必要はないとも伝えていました。 
 
 これは一般論ではなく、私の主観です。それも含めて伝えていました。
 
 最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 

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