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小学校で開き読みをしていました(5)ファッションチェックが入る

 神奈川の小学校に在籍していた4年間(2014年から2018年)、開き読みに参加していた時の話を書きます。全5話です。
 
 イラストは「みんなのフォトギャラリー」から使わせていただいています。ありがとうございます。

 友達のママがいることが嬉しい

 低学年の頃は開き読みで教室に入ると、男女関係なく幼稚園の時から知っている子を中心に寄って来てくれます。
 
 特に面白かったのが、女の子たちの反応でした。
 
 わたしがある日の開き読みの時に、ノーカラーで黒色のコートを着ていました。
 
 大学時代に女友達からもらったブローチをコートにたまたま付けていったのですが、それがとても気になったらしく。
 
 「それとっても良いと思うよ。」とお褒めの言葉を次々と頂きました。
 
 朝忙しくて適当なものを着て行ってしまいがち(特に冬)なのですが、見られているならばなるべくきちんとしていこうと思いました。

 次第に恥ずかしくなる子が多い

 当たり前なのですが、成長と共に話してくれる子はぐっと減ります。
 
 中学生になると「親」という存在自体が嫌になってしまう子もいます。
 
 そういう場合はそっと距離を置きます。
 
 でもそんな姿も自分の子を育ててきているので可愛く見えてしまいます。

 高校生はほぼ大人なので、本人達にお任せですが、ちょっとそれは無謀かなと感じることは大人の立場でできることを提案することもあります。

 大人側がきちんと対応すると、しっかりとした答えを出してくれます。

 高校生は頼もしさや眩しさもあり、可愛いさもあります。

 子どもはまだ子ども

 小中学と経て、長男が高校生になって思いますが、子どもはやっぱり子どもだし、子どもでいいと思います。
 
 失敗や間違いもたくさんしていいし、大人からするとすぐ答えを出せるようなことでも、迷ったり悩んだりしていることもたくさんあります。

 でも、色んな気持ちを知らないと人の気持ちは尚更分からないから、たくさん知って豊かな人になっていけたらいいのかなと思います。

 子どもは子ども達の中で成長していける部分もありますが、時には大人の手助けやサポートも必要なことがあるなと感じます。
 
 それは子どもにとって安心する場所や時間をしっかり作ること、相談できる人であること、責任は大人がとることです。

 大きくなっていくと、大人との関係が希薄でどう接していいか分からない、大人が嫌いなまま大人になる子もいます。
 
 同じ目線になることも大事ですが、私は大人として子どもにきちんと向き合っていきたいです。

 親の思いとのすれ違い

 ところが、最近中学生の次男が学校の作文で「自分の家族はよく話す友達家族」と書いていることを知りました。
 
 苦笑いしかないです。

 次男には同等に思われがちのようですが、今後も無理なく良い関係を維持していこうと思います。

 親って難しいです。いまだに正解がわかりません。悩み、迷いながら子どもと接しています。
 
 最後までお読みいただきありがとうございました。

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