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ブエノスアイレス雑記3        ーとにかくトイレがすごいー

この地に住んで2ヵ月が経ちます。年末ということもあり、「ブエノスアイレスここがすごいベスト5!」を勝手に書いてみます。
私はこれまで欧州や東南アジアを30カ国近く訪れたことがありますが、それらの国を思い出しながら(個人的見解ですが)印象を記しました。
5位 公園が多い
街歩きをすれば、至る所で公園にぶつかります。広大なものもあれば、子どもがちょっと遊ぶような小さなものまで様々ですが、感心するのはどこも手入れが行き届いていること。最近も暑くなって蚊が増えたということで、どこでも念入りに芝刈りと殺虫剤の噴霧が実施されました。(犬のフンさえ減れば、さらに快適に過ごせるのですが、それはまた別の機会に…)

4位 本屋が多い
大小様々な本屋が街中に散らばっています。おしゃれなチェーン店あり、昔ながらの本屋さんあり、中には大通りにある屋台みたいな小屋が、実は本を売っていたりすることも。子どもも大人もよく本を読むらしく、どの店でも熱心に本を手に取る人を見かけます。今どきこんなに本を読む人々は珍しく感じます。

3位 美術館・博物館が多い
宗教や歴史を紐解くものからコンテンポラリーアートまで、多彩なミュージアムが軒を連ねます。無料のところも多く、有料でもかなり安い。暇があったらとにかく地図でチェックして訪ねているので飽きることがありません。もちろんタンゴ博物館もありますよ。

2位 バス待ちの列
バスを待つ人が整然と列を作ります。これは他国ではあまり見たことのない光景です。バス停によっては並ばないところもありますが、それでもバスが来ると、「あなたの方が先に待っていたから」とちゃんと来た順を覚えていて順番を譲ります。ここは日本か?と思うぐらいの整然さです。

1位 トイレがきれい
外国で難しいことの一つにトイレがあります。まず、数が少ない。あってもあまり清潔ではない。加えて有料がほとんど(チップを払うとか)。どうしてもトイレが見つからなくて、ホテルまで帰ったことが何度もあります。
ここは違います!ショッピングセンター、美術館など施設にはほぼトイレが設置されていて、掃除もきちんとされています。(まだ行ったことはありませんが、)大きな地下鉄の駅にさえトイレがあります。
欧州で「なんでこんなにトイレが少ないの?」と尋ねたとき、「だって誰も掃除したくないでしょ」と言われたのを覚えています。だからここに来て、外出中に気持ちよく使えるトイレを見るたびに、「誰か」に感謝の気持ちが湧いています。

路上に寝ている人が至る所にいて、どこを歩く時もひったくりに注意しなければならない国ですが、反面こんなすばらしい面があります。
来年は、もっといい面に出会うべく行動範囲を広げて行こうと思います。
それではみなさま、良いお年を〜

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