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100% モネ、モネ、モネ

2024年の展覧会はじめ。
ずっと行きたくてスケジュールが合わず、ART PASSを2回変更してようやく会期中に行くことができた「モネ展」。
上野の森美術館へ行ってきました。

とってもとっても良かったです!

モネの作品は、海外でも国内でも、訪れる美術館に1枚はある。
ここにも睡蓮?あれ?違う美術館でも見たけど・・・
調べてみたら、睡蓮だけで200点以上あるのですね!

数点のモネ作品なら別に行かなくてもいいかな、と思っていたところ。
60点以上ものモネ作品が一度に集まるとのこと。
これはみてみたい、と思うわけです。

事前に原田マハさんの「ジヴェルニーの食卓」を読み、魂の宿ったモネを想像しながら入館しました。

読後の余韻そのまま入場です

入口はモネのお庭のイマーシブ空間です。
ぴちゃん、と水音。
モネの世界に入ります。

睡蓮の上をぴちゃん。

第1章
印象派以前、サロン(官展)に落選したころの貴重な作品の数々。
特に「昼食」はマハさんの本でも幸せな食卓の描写が幾度も描かれていたので、実際目にすることができて感激でした。

第2章
第1回印象派個展を開催後、パリ郊外で暮らし始めたモネ。
アトリエ舟から眺める村や水辺の様子が生き生きと優しいタッチで印象的でした。

第3章
ヨーロッパ各地で見た景色。
地中海の風景や断崖、奇石を何度も時を変えて描写した様子。
時間と季節によってこんなにも光の入り方や波の荒々しさが違うのかと目を奪われました。

第4章
今回の展覧会のテーマである連作。
心惹かれたテムズ川に架かる橋。
淡いピンクと淡いブルーが混ざり合い、吸い込まれそうな景色でした。

写真OKでしたが、まったく違いますね…

雪の積みわらも愛らしく、思わず、グッズの積みわらちゃんをお持ち帰りするところだった。

第5章
晩年、白内障を患いながらも情熱を注いだ、ジヴェルニーの庭。

絵の具が光を浴びて生き生きとしています

モネが日々咲いていく花たちを楽しみに絵筆を取っていたことを感じられます。
どの作品も水面は常に動いている。
穏やかに、特に荒々しく。

モネの作品は近づいてみるとぼ~としているのに、少し遠くから見ると、鮮やかに光と風を感じる作品となるのが、不思議ですよね。

モネ大満喫です!!
ここまで集めるのに何年前から準備していたのでしょうか。
いつも展覧会を準備してくださる方々、素晴らしいですね!

にしたんクリニックさんプレゼンツ、でした。
あの、コロナで知名度急上昇した、にしたんた~ん、ですよね?郷ひろみさんと3時のヒロインさんが楽しげに踊っているたんたんたん!

皆さんのモネ展の感想を読むのも楽しませてもらいました。

2024年もたくさん素敵なものに出会えますように。

今日も最後までお読みいただき有難うございました。

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