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婚活回想記㉗ 〜たかが容姿、されど容姿〜

人間だもの。
容姿の好みはあります。

細め、太め、高身長、ふつう、低身長、顔はうすいか濃いか。髪の毛はあるか、ないか、もしくは薄いか。体毛は薄いか濃いか。
などなど。。
コロナ禍は特にマスクしてる時間が多くて、案外しっかりと、お顔を見れてなかったり。冬だと長袖で実は毛深い方だったことに気が付かなかったり。。

話が進むにつれて
交際してる男性の容姿をちゃんと
目にするようになると意外に
「え…こんな感じだったっけ…」
というようなことが起きていた。

まぁね、、
好みは挙げたらきりがない。
分かってます。


だから
容姿については自分の好みはグッと押さえて、幅広くお見合いをした。
少しでもお見合いというスタートラインに立つために。数を多く打たないとかすりもしないから。

相手の方も、私に対して好みじゃないけど、とりあえず会ってみるか、、と思っていたことでしょう。
そう、お互いさまです。

写真が素敵で期待をして会っても実際とだいぶ印象が違っていたり。あとは雰囲気とか声とかが想像していた感じと違って、がっかりしてへこんだり。


仮交際していた男性や真剣交際に至った方々は清潔感あったけど、好みとは離れていた。

(文句言うな!)

好みとはだいぶ違うけど

誠実な感じだし
仕事もしてるし
年収もそこそこあるし
年齢もかけ離れてないし
生活圏もさほど離れてないし

と前向きに
プラス思考で捉えるようにしていた。


でもね
もう一人の私が囁く、、
なぜ私は好みのタイプでもない人を
好きなろうとしなければならないのか。

自分的に
いろんなことを妥協して
そこまでして結婚する必要ある?

と「結婚」についての
そもそも論も揺らぎ始めていた。


婚活は恋愛とは違うから
好きとかの気持ちではなくて
安心感とか信頼感とかが大きな決め手になるのでしょうけど。

この人と一生を歩んでいくのか?

この人に安心感ある?
と会うたびに毎回自分に聞いてみたりするが良くわからなくて。


でもね

何年も婚活してると
(何度もお見合い、仮交際の数をこなしているとその気力もそがれていくのも事実で)
さすがに疲れてくる。

またカウンセラーさんから
聞き取りされて、かるく説教されて…と思うとそれがうんざりだった。

もちろんお見合いというスタートラインに戻って同じ行程、やりとりを繰り返すことにも疲れていた。


だから


この人逃したら、、
また…

また…

スタートラインか…
その気力ないな…

この人で
とりあえず
いいのか…?
(相手に失礼)

本当に?

いやいや、結婚相手の候補なのに
そんな投げやりでいいのか…


などなど
揺れていた、つねに。

好みのタイプじゃない人と結婚して
今は気にならない、という方も多くいる。

誰かのパターンが
必ずハマる訳でもなく。


たかが容姿

されど容姿。





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