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『EVERY DAY』という映画を観た。

Amazon prime で、ずっと観ようと思っていた、EVERY DAY ( 2018 ) を観る。
SF + 少し恋愛という好きな映画、内容や脚本も良くて、今年観た中で一番かもしれない。

主人公の女の子リアノンよりも、恋人の A にシンパシーを感じる。A は、頭が良く、性格が良く、自分の意見を持っていて、それをあたたかく表現することができる。そして、A には実体がなく、魂だけの存在である。
毎日、別の人間の肉体を借りて、『自分が今日どんな人か』手を見て確認する仕草が好き。iPhone のインカメラを鏡にして、姿をチェックする。名前を覚える。
毎日、輪廻転生をしているみたいだ。
イケメンになったりそうでもなかったり、女性になったり中間の性別にもなる。
ジェンダーも人種も、全てを自由に行き来して、私達、ほんとは男でも女でもないんじゃないかと思う。
10人ぐらいの人がひとつの役を演じているのも面白い、みんな A のインテリな感じを出せているのがすごい。
途中、目が見えない子になって、次に女の子になったのも好きだと思った。

リアノンが、A の内面を、魂の部分を愛して追いかけるのが最高に素敵だった。
ラストも爽やかで希望があってよかった。

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