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【読書】「自分でできる子に育つ最高の言葉かけ」を読んで

今日は読み終わった本の紹介です。「自分でできる子に育つ最高の言葉かけ」という本を読みました。ゆっくりと読み進めて、だいたい10日間くらいで読み終わりました。タイトルの通り、子供に対する言葉のかけ方、子どもとの接し方を中心に書かれていますが、日常生活での会話や営業やクライエントとの会話など、さまざまな場面で応用できそうな内容だと感じました。

この本の中で書かれている会話を「リッチトーク」と読んで、本書の中で何度も登場する3つのEがあります。この3つのEがリッチトークの大切なポイントで、このポイントを押さえた会話をすることで、子供達の想像力や成長が育まれていくということです。こうした方がいいよ、と書かれていることを実践するのは、実際にはなかなか難しいですが、1つ、数分間取り入れるだけでも、子供との会話が別の展開をしていく手応えがあったので、日常会話のふと気づいた瞬間に、この3つのEの一つだけでも取り入れていけると、そのうち自然と3つともできているんじゃないか、と思えるようになりました。

また、本書の後半に書かれている「遊び」については、ものすごく頷きました。わたし自身が遊ぶことが大好きで、何でもかんでも「遊び」と表現したい人なので強くそう思いましたが、「遊び」とはなにで、それが子供の成長にどう影響していくのか、子供との会話の中でどう展開されていくのか、それがいかに大切なのかを改めて思わされました。
「遊び」というと、特にテレビゲームやスマホゲームというと、まだまだ否定的で勉強の対極にあるもののように捉えられることが多いのだろうなと感じました。しかし、この本にも書かれているように、それ自体は悪いものではなく、ある意味では子供の成長につながる面もあると思うのです。だからこそ、子供のしていることに関心を示しつつ、会話を通して「遊び」を展開できればいいなと思います。

この本に書かれていることをいきなり全て実行することは難しいですが、ほんの1つ試してみるだけでも、今までの会話とは違う展開になるワクワク感がありました。このワクワク感が、また同じように試してみよう!と前向きにさせてくれるので、少しずつ日常の中に取り入れていけそうです。子供との会話を楽しみながら、わたしの会話の仕方もリッチになればいいなと思います。

書籍:
Rebecca Rolland(2022) .THE ART OF TALKING WITH CHILDREN, HoperOne(木村千里(2022)自分でできる子に育つ最高の言葉かけ,SBクリエイティブ)

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