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考えるための大事な視点・考力

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考えていること、思考のヒントなどのnote
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#マネジメント

「熟い対立」と「冷たい対立」

プロジェクトをやると本当に色々な事件が発生する、大小色々とね。そして最も面倒なのが、「やっかいな人のマネジメント」 熟い対立か、冷たい対立かによって、対処方法は変わる リーダーは対立に直面することがある。対立はテリトリー争いから起こるものだ。しかし、これに対処しようと動く前に、まず立ち止まって次のことを問う必要がある。 「それは熱い対立か、冷たい対立か」 熱い対立:一人または複数の当事者が非常に感情的になっている。 冷たい対立:一人または複数の当事者が感情を押し殺して

マネージャーの役割

所属会社の評価期間なので、ちょっとマネージャーの役割について社外の人とディスカッションしてたら、以下の記事を薦められた。 マネジメントに関わっている人は読んでみてほしい。 多くのマネージャーが、マネジメントの目的(マネージャーの役割)を「チーム(部下)を使って成果を上げること」と考えている。 そんなマネージャーの指示や指導の内容やコミュニケーションの仕方によってはチーム(部下)の「自らが挑戦し」の「自ら」という部分が大きく阻害される。 あらゆる局面で細かく指導し、細部に

「あったらあったでいい能力」と「絶対に必要な能力」 の価値は違います。

友人がFacebookでシェアしていた。これとても大事。 なぜ、あなたの会社の管理職は“無能”に見えるのか?「卒業方式」「入学方式」それぞれの問題ホントそう思う。 以下引用 重要なのは「必要な能力の絞り込み」自社におけるマネジャーとはどのような職務であり、その職務をこなすにはどのような知識や技能、能力が必要なのかを特定すること。 注意すべきは「明確化」が、マネジャーの要件を思いつく限り挙げてしまう「全列挙」になりがちなことです。 「あったらあったでいい能力」と「絶対

プロダクトマネージャー、そして全てのマネージャーに必要な「成長の場をつくる」という視点

私が名乗っている「プロジェクトデザイナー」のアップデートを行うために、最も近い職種ではないか?と感じている「プロダクトマネージャー(PdM)」についての理解を深めるためにnoteを書いています。 また、noteに書くことで様々な方とのディスカッションの呼び水になれば!と考えています。 つまり ・プロダクトマネージャーを名乗っている人とディスカッションするためのキッカケにする。 ・プロダクトマネージャー以外を名乗っている人とディスカッションするためのキッカケにする。 ・ディ

企画が通らないときに考えて欲しい7+1のポイント|プランナーのマネジメント02

企画が通らない時に自分で考えてほしい事。 自分視点で考える。 なぜこの企画が通らないのか?① 何を解決するのか?という課題設定が正しかったか? ② どこか足りない部分はあったか? ③ 足りない部分が合った場合は、なぜそうなったのか?(時間不足?思慮不足?) ④ 足りない部分を改善すれば通るものなのか? ⑤ 決済者が理解できる内容にしていたか?(言葉とか市場とか) ⑥ そもそも企画書なのか? 他人視点で考える。 なぜこの企画が通らないのか?⑦ 決済者(マネージャー

本田宗一郎さんの顧客中心主義|ファシリテーターの雑談07

ホンダ創始者の本田宗一郎さんの言葉、顧客中心主義の話が好きです。 「いちばん長いこと付き合わなきゃならねえ人のことを考えろ。」「いちばん長いのはお客さんだろ。」「その次は売った店の修理工だろ。」「その次が、ウチの工場の人間だ。」「つくり出した本人のくせして、いちばん短いのは設計者だ。」「ずっと使う人の身になって考えたら、不親切なモノなぞ設計できねえはずだ!」

企画を部下に作らせるときの6つの質問|プランナーのマネジメント01

本記事は部下などを教育する(OJT)的な視点の内容です。 「例えばあるイベントを部下が企画する場合」 イベントは例えばこんな感じ。 ・オンラインゲームの1周年記念イベント ・商店街のクリスマスイベント ・コミケに出る 目次(サマリー)大きく3つのステップに分けて考えてもらいます。 1.ゴールを明確にする 2.内容を考える 3.リリース後を考える さて、本題 *** 1.ゴールを明確にする1-1.KPIと目標を設定する 【質問①】 KPIと目標数値は何ですか?

企画書の構成要素から考える承認者の決断ポイント|企画の承認について02

2018/08/14に投稿した「企画を承認する立場の人の2つの視点・思考回路と企画者が求めているもの」の続き、企画書の構成要素から考える承認者(マネージャーあたりが対象)の決断ポイントについて こちらで書いた内容の いかに承認者に「決断」したもらうか?の話です。 「決断」のタイミングの話です。 企画書の構成要素は以下より ** 本題 ** 承認者はどのタイミングで決断するのか?決断させるのか?企画書の構成要素(目次 / アウトライン)の流れで説明します。 1.現状の

企画を承認する人の2つの視点と企画者が求めているもの|企画の承認について01

「企画が承認される」ということは 「承認者がリスクを負うこと受諾した」 ということ。外資系コンサルタントの企画力: 「考えるスイッチ」であなたの思い込みを覆す「判断と決断を混同させるな」から この「承認」ということについて注意したいのは、それが、相手に「判断」を求めるものなのか、それとも「決断」を求めるものかということなのだ。 判断というのは、何らかしらの一番よい答えのようなものがあって、いろいろな選択肢の中から、これが正解であると見抜くことだ。 それに対して決断とは、