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研修の効果、カーク・パトリックの4段階評価法

先週、木・金と某企業向けの研修に、木曜日は他の講師の方のワークショップを見学、途中から参加。金曜日は私自身が講師を行ってきました。

さて、週末ちょっと考えていたのは、研修の効果について。まだ持論を語るネタはないのですが、本日はお作法的なものをnoteに書いておきます。どなたか、体系的にうまく利用している方はいるでしょうか。いればお知恵を是非。

カーク・パトリックの4段階評価法

研修評価・効果測定に関して、アメリカの経営学者のカークパトリック博士が1959年に提案したモデル

レベル1:反応(Reaction)

受講者の反応を評価するもの。
例えば、受講直後のアンケート調査などを行い、受講者の研修に対する満足度の評価を行う。

レベル2:学習(Learning)

研修の中で学んだものを、どれだけ理解しているのか?
筆記試験や論文・レポート等により受講者の学習到達度を評価。

レベル3:行動(Behavior)

例えば、管理者研修。
管理者に求められる規範に沿った研修を行い、研修後に実際に職場で行われているのかの程度を見る。
受講者自身へのインタビューや他者評価による行動変容を評価。

レベル4:業績(Results)

受講者の行動変容より、組織にどのような成果の達成させたか?の度合いを測るもの。
研修の受講者自身や職場の業績向上の度合いを評価する。

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Photo by Element5 Digital on Unsplash

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