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スタッフの成長段階のイメージの話

以前、私がマネージャーをやっているときに整理した内容です。組織の中で仕事ができるということ、組織に属して仕事をする上で、クリアしていきたい段階について。

第1段階:依頼された仕事を自分でできるようになる。

入社1~2年目の頃は意外とこれができない。
依頼者が思っている期待値を考えて仕事をするという習慣がないためです。
また仕事には答えが決まっていないものが多い。仕事は依頼者の期待値(満足度と言ってもよい)を満たすのがまず第1。(次のステップに進むために必要)
あと100点である必要はないとは思います。まずは合格点を目指す。

第2段階:依頼された仕事を秩序立てて説明できるようになる。

自分が簡単にやっている仕事でも、その目的や、やり方などを整然と話せる人は少ない。(説明責任という言葉もありますね。)
なので「あなたの業務はなに?」と聞かれても秩序立てて説明できるようにしましょう。
例えば事業部の目標、チームの目標と照らし合わせて、自分の業務を説明できるようにしましょう。

第3段階:自分以外の人に同じ仕事をさせることができるようになる。

組織で動いている限り、自分しかその仕事ができないというのはだめですね。なので自分以外の人にその仕事を伝授できることが必要。
人に教えることと自分ができることは全く別のこと。

この辺になると小さなチームのマネージャーというレベル感

第4段階:自分以外の人が自分と同じパフォーマンスで仕事ができるように指導できる。

第3段階の延長ですが、大体は他人は自分と同じようにはできない。時間がかかったり、ミスが多かったり、最後は自分でチェックしないと心配だったらい。
これは相手にその能力がないからだ!と思ったりもすることも多々あるとは思うけど、やっぱり問題は自分の指導スキルが足らない、と気がついたりする。

大きなチームのマネージャー、または小さなチームを幾つか束ねているイメージ。

第5段階:第4段階までできるスタッフを指導できる。

教える人を指導できる。つまりマネージャーを指導できる。というレベル感

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10年前マネージャーだった頃のメモのnote

10年ほど前に”よい”マネージャーとは何か?マネージメントとは何か?を考えていたときのメモをシリーズで書いています。そのまとめ用(目次用)のnoteです。

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Photo by Jukan Tateisi on Unsplash

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