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肥料について

○植物の生長に欠かせない肥料 (正確にはその成分について) 必要な成分と主な働き ・N(窒素):別名「葉肥」 葉や茎を大きくする ・P(リン酸):別名「実肥」 開花・結実に必要 ・K(カリ):別名「根肥」 根の発育促進 ・Ca(カルシウム):細胞どうしを結びつける 根の発育 ・Mg(マグネシウム):葉緑素の構成成分 ・S(硫黄):成長の調整 ・Fe(鉄):葉緑素の生成を助ける ・Mn(マンガン):葉緑素の生成 ・B(ホウ素):根や新芽の成長促進 ・Zn(亜鉛):葉緑素、

    • 植物の生長(1)基礎知識

      植物の生長パターンは大きく分けて2つ。 1つ目が自らの体を成長させる「栄養成長」と呼ばれるもの。 これは、植物体である、葉や茎、そして根など、植物自身が成長していくことを指す言葉である。つまり、植物は種子の状態から芽が出て(この時、根も出ている)茎が伸びて、さらに葉をつけていく。この一連の成長過程のことを「栄養成長」という。 これは、植物を育てる上で 1)根を目的として栽培する 2)茎を目的として栽培する 3)葉を目的として栽培する 大きくはこの3つに分けて考えることができる

      • 何をどこに植えるのか?

        植物栽培の醍醐味と言えば何を育てるかということ。 まず、大前提として育てるための空間の確保が上げられる。 選択肢としては 1)家の庭 2)ベランダ 3)室内 などが考えられる。 まず、大きな問題としては家に庭があるかどうか。外の空間がどれだけあるかで、栽培できる最大の面積が変わる。 家に庭がある場合、当然地面は土なので、その土をどうするかということを考える事ができる。 一方で、マンションなどの場合「庭」そのものが無い場合が多いため ベランダや室内での栽培を考えることにな

        • 畑作り初心者必見!畑作りの基本について

          畑作りは難しい? 初めての方でもいくつかの基本的な考え方を身につけることで、楽しんで畑を作ることができます。 1)畑×「場所選び」  畑を作る場所を選ぶ際には、以下の点を考えましょう。  1-1)日当たりがよい     やっぱり植物の成長の基本、光合成大事!     ただし、半日陰や日陰を好むものも有り。  1-2)風通しが良い場所を選ぶ     温度・湿度の上昇防止。     さらに、温度や湿度を上げないことで病害虫の発生予防効果も。     光合成要素の一つである二酸化

        肥料について

          簡単にスタートできる種まき術!

          種をまくために必要な要素 1)何をまくのか 2)何時まくのか 3)どうやってまくのか 4)水管理 1)何をまくのか  「種を選ぶ楽しみ」育てる醍醐味はココですね。  何を育てていきたいか。あれも良い、コレも面白そう!とワクワクすることでしょう。  しかし、闇雲に選んで良いわけではありません!「ちょっと待った」 2)何時まくのか  実は大事なのは「タイミング」  なぜ種まきの時期が大切なのか?について考えてみます。 【ポイント①】  それぞれの種には「発芽適温」というその

          簡単にスタートできる種まき術!

          「土」の重要性

           植物の成長には、良質な土が必要です。そこで、今回は「土」の持つ力についてお話しします。 【今日のトピックス】  土の力(植物に与える影響)  (1)水を与える  (2)養分を与える  (3)植物体を支える (1)水を与える  「植物を栽培する」と聞くとイメージすることは何ですか?  イメージすることの一つとして「水やり」を思い描く方は多いのではないでしょうか?  土の持つ機能の一つに植物が必要とする水を与えるということがあります。また、その土の力を水を保つ力を「保水性」

          「土」の重要性

          ガイダンス

           何を育ててみたいですか?  植物栽培の楽しみはこの質問からはじまります。  自分の身近にある野菜・果物・穀物・豆類などなど普段口にする食材のその前の姿を想像したことはありますか?  その「種」「葉」「花」の姿形をイメージできますか?  栽培することでこれらの姿を見ることができます。 まず初めに必要となる知識をいくつかお伝えします。 (1)作物の種類 (2)生育条件 (3)時期  この大きく3つの枠組みで考えることで栽培に必要な要素を考えることができます。 例えば

          ガイダンス

          身近な栽培で心と暮らしを育む

           Sai活学園は、植物栽培を通じて心と暮らしを育むことを目的とした学校です。私たちは、植物を育てることで自然と触れ合い、心身ともにリフレッシュし、豊かな暮らしをおくる手段とすることができることを伝えています。小さな小さな種から育てて収穫までの過程を通じて、植物の生命力を感じ、自分自身も成長することができます。Sai活学園での栽培を通じて、新しい発見と体験を共有しましょう。  Sai活学園では、植物栽培を通じて、心と暮らしを育むだけでなく、節約にも繋がります。自分で野菜を育て

          身近な栽培で心と暮らしを育む

          Sai活学園の設立について

          「栽培の面白さを身近に」を理念としたSai活学園を開校します! 主なミッション  1.植物栽培×心の教育  2.農業活用×家計軽減  3.収穫体験×食の改善 1.植物栽培×心の教育について  Sai活学園では、植物栽培を通じて、子どもたち・大人たちの心の成長を支援しています。植物を育てることで、自然の摂理や命の尊さを学ぶことができ、また、自分の手で育てた植物が成長する姿を見ることで、自己肯定感を高めることができます。  植物栽培は、単なる作業ではなく心を育む大切な活動です

          Sai活学園の設立について