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咄嗟にできるパニック対処法

こんにちは。

パニック障害専門
コンサルタントの

なおです。


いざ、不安や発作が起きそうな時、

「やばいやばい」
「どうしよう!」

と、慌ててしまいますよね。。。


僕は、パニック発作に対する
色んな対処法をお伝えしていますが…

その対処法を全部覚えるのは
実際問題、難しいし、、、

発作が出た時には
それどころではありません。


そこで今日は、

「咄嗟にできるパニック対処法」
をお伝えします。


とりあえず
“簡単にできる”
に特化した方法。

・道具はいらない
・持ち物もいらない
・大きな動きもしない

とりあえず、この方法だけを
覚えておいてください。


一体どんな方法か?

それが、、、


================
息をながーーく吐いて
脱力する
================


いま、一緒に
やってみましょうか。

特に激しい動きはしないので、
外出先でも実践できます。


周りの目も
気になりませんからね(^^)

では、一緒にやってみましょう。


【1:息を大きく吸って】

息を、大きく
ゆっくり吸います。

肺が膨らんでいくのを
感じてください。


【2:ながーーーくゆっくり吐く】

ふぅ~~と
緩やかに吐いていきましょう。

力強く吐かなくてOK。

鼻からでも
口からでもいいです。


【3:肩の力をストンと抜きながら】

息を吐きながら、同時に
肩の力を抜いていきましょう。

人間の体って
何もしていなくても、
意外と力が入っています

ましてや、不安やパニックが
きている時は、
必ず体がこわばっています。

体の筋肉が
全部、液体になったように、

だらーんと
力を抜いていきましょう。


1:息を大きく吸って
2:ながーーーくゆっくり吐く
3:肩の力をストンと抜く

何度か繰り返して
試してみてください。


気分が少し
落ち着くと思います(^^)


「でも、なんで
深呼吸と脱力がいいの?」


それは、

=================
体から脳に
信号を送っているから
=================

わかりやすく
説明しますね。


普通は、人間は
脳から体に信号を出しています。

僕らの体が動いているのは、
全て脳の命令があるから。


ただ、、、

パニック発作においては
脳の誤作動(T_T)

脳が間違った信号を出して、
体が苦しい思いをします(動悸・過呼吸など)


だから、
体の方から教えてあげる。


「いま私は、穏やかに呼吸をして
脱力をしている。。。

リラックスしているんだから、
緊急事態じゃないんだよ。
(だから緊張しなくていいよ)」


というメッセージを
体から脳に送ってあげます。


そうすることで
脳が、、、

「あ、体がリラックスしているから、
この発作は誤作動なんだな!」

と気付いてくれるのです。


体から脳に教えてあげる。
信号の逆輸入


だから、発作の時に
深呼吸&脱力をすることで
落ち着くことができます。


ただ、一つだけ
注意が必要。

パニック発作は、
小発作→中発作→大発作
と、どんどん大きくなっていきます。


大発作になると
なかなか手がつけられないので、、、

不安を感じたり
パニックの予感がしたら、、、

早め早めに
対処法を行なってくださいね。


こうやって、
少しでもコントロールできるように
なっていけば、、、

パニックに対する恐怖も
少しずつ薄れていきますよ。


ちょっとずつ
頑張っていきましょう。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。


パニック障害は
必ず治せる。


なお


追伸:

などの
飲み物を持っているときは、

ゴクゴクと
飲むようにしてみてください。


それも即効性のある
対処法の一つですよ(^^)


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