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人間にはタンパク質が必要!糖質制限よりもプロテイン生活。

現代人の栄養問題の根っこは、糖質過剰と同時にタンパク質不足ではないだろうかと考えている。毎食食べたものを日記に記録しているが、以前の食事とはタンパク質の量が大いに異なっている。

食事改善を行う前ときたら、朝食は食パンとコーヒー、昼食はラーメンとチャーハン、夕食はカレーのようなものばかりだった。つまり、90%くらい糖質(炭水化物)なのだ。糖質の害もそうなんだけど、体を作るたんぱく質が圧倒的に欠けていることが問題なのだ。

肉を食べるか、食べないか

がんの食事療法などでは、肉を食べるか、食べないかという議論が続いている。でも、そんな低レベル?の話より「体を作るのに必要なたんぱく質足りているか?」というところをちゃんと議論すべきだ。その分、MECはとにかく肉を食べなさい!と勧めるので、分かりやすく効果も出やすい。ガン患者の食事療法では粗食は致命的になる気がする(一素人の感想)

下手な鉄砲でも打てば当たる。とにかくタンパク質不足の現代人には、糖質制限よりも、どんどん肉を食べさせた方が良いかもしれない。(細かく見るとMECでは不安な点がけっこうあるんだけど・・・大雑把に言うと糖質制限よりも成功する可能性が高い気がする。)

私が健康的に10キロ近く痩せたのは、主にMECによるところが大きいが、今では三石巌氏→藤川メソッドの理論をもとに食事を組み立てるようになっている。三石氏の理論はメガビタミン+高タンパク質で、これまで私が探り探りやってきたことを統合しているような理論なので、ここに着地した。

過去に、会報誌(メグビー)で、タンパク質の必要性について三石氏の印象的なコメントがあったので一部引用したい。

タンパク質の必要量

「これまでに、タンパク質不足だの、高タンパク食だのってことばが出てきたのをキミは気にしているだろうか。ボクの栄養学だとこれは重要なポイントなんだよ。高タンパク食とは、タンパク不足のない食事の意味で、良質タンパクを身に地、体重の千分の一だけとることをさすことになっている。良質タンパクの代表は鶏卵だ。

ボクはいま、菅平高原にいる。そこのペンションでは、三食に卵を二つずつつけてもらっている。良質タンパクの量は四十グラムほどだ。ボクは体重は63キロだから、あと二十三グラムでいいわけだ。肉や魚なら二〇〇グラムぐらいでもまにあうが、不足はじぶんで作った配合タンパクで、つじつまをあわせることにしている。鶏卵オンリーならば、9個でいいわけだが、これではカロリーオーバーになる。これは問題なんだな。

出典:産経新聞(94年11月18日):メグビーインフォメーションVOL409 1.1.17

タマゴをいくら食べても良いと主張する人も多い。でも、なんでも偏って大量に食べるのは不安がある。肉もしかり。そこで、三石氏と同様に(三石氏は自分で配合したヒトフードというプロテインを摂っていた)プロテインを朝食にヨーグルトに入れて食することが習慣になった。MEC実践者で、毎食、肉類多めでも食事だけではタンパク質が不足する。プロテインを毎日摂取することで、タンパク質の基本的な必要量を補える。

一年ほど、三石氏の作ったヒトフードを購入していたが、費用もそれなりにするのできつくなった。

プロテインなら何でもいいのかもしれないと気づいてからは、ボディウィング社のホエイプロテイン3袋をまとめて頼んでいる。何回か、数社変えてみたけど際立った違いはなかった。ここ数年はこれ。

何はなくてもタンパク質

三石氏は、糖尿病(公害による?)だったが、甘いものが大好きで、糖質制限とは無縁の生活を送っていた。彼の人生はタンパク質さえしっかりとっていれば、またビタミンCさえとっていれば、スカベンジャーさえとっていれば・・・糖質は取り放題で良いという実証になっている。

100歳近くまで三石氏が生きた(享年96歳)ことを考えると、この理論、ハズレてはいない気がする。(私は糖質を摂ると鼻炎・腸の調子が悪くなるので、基本は糖質制限気味だけど)。とりあえずは、タンパク質の必要量だけは、決しておろそかにしないように生きて行こう。

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現在は、主に朝食にプロテインをしっかり摂ることを食事法の核にしている。5年間の記録をまとめてみた。

また、栄養素(ビタミン・ミネラル)に関しては、割り切ってサプリを飲むようにしている。

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大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq