キケロー 「老年について」 発達障害中卒ニートが読んでみた
快楽は悪の最大の餌。
老年の報酬とはよきものの豊かさと思い出。
人生とは死ぬまでの思い出作り。
学ぶことの少ない人間は牛のように老いる、彼の肉は増えるが知識は増えない。
老いは自然なことで不幸ではない。
幼少に戻り人生を一からやり直すなんて絶対に嫌だ。ゴール直前でスタート地点に戻されるのと同じ事だから。
生を惜しんだり嘆いたり後悔したりしない。この世は仮宿でいずれ立ち去らなければならない。
充分生き切ったと思えばその時が幕引きの時だ。
死は天国にいる会いたい誰かと会えるから不幸ではな。
そんな感じのことが書いてある。
若いうちにたくさんのチャレンジをして思い出作りをしておいたほうがいい。
しかし俺の場合はそんなに甘くはなかった。アル中の親父の暴力に悩みまくっていたから。
ずっと親父の暴力の記憶が残り、今もトラウマフラッシュバックで苦しんでいる。
そして、数々の病院を渡り歩いて今に至る。良い医者の見分け方は重要である。
俺に残された時間は少ない。薬を飲んで少し落ち着いた。
もしかすると、一つくらい人生のクライマックス迄に良いことが起こるかもしれない。
わからないまま未来へ進んでいく。
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