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雑食考察

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なんでも食べて考える。人生の9割はオチがない話で出来上がっている。
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あら不思議。歳をとらなかった1年。

本日、おかげさまで37歳になったようです。 わたしの人生にかかわってくれている人たちに向けて、ちょっとした所感を述べたいなと思います。 タイトルですが、去年、いろいろな人に年齢をきかれたときに、 「37歳です!あはは」とこたえていたんですね。 で、さっき気になってしらべたら、1982年1月10日うまれのひとは本日で37歳らしいんですよ。 びっくらこきました。 馬路で。 なにそれ。 すんごいびっくりした。 というのも、誕生日をむかえるまえに、38歳かー。ワイも

『渡良瀬橋』から想い出すこと

ハンバートハンバートの『渡良瀬橋』のカバーが好きだ。 むかしむかし。 わたしが中学生ぐらいのときに、足利は地元の佐野よりちょっと都会であった。 東京でつくられたブームは半年、1年ぐらいの時間差をもって宇都宮や足利に入り、そこから周辺都市に伝播する。   ませた人はそれが時間差のブームながらも、なんとか追いつこうと、服や靴・バッグなどを足利に買いにいったのだ。   足利はそんな場所であった。 それ以外は、足利は進学の場所だったり。 電車ですぐながらも、そこに出会いなども

子供ができてやさしくなった(のかもしれない)

この世は老いも若きも男も女も心の淋しい人ばかり。そんな皆様のココロのスキマなんて、ファックユー!!!!!!!!!!!!!!!!! と、 でもいうかのように、世間では、アレコレ自分の人生という道にはまったくとるに足らないことで無駄にバトッっていたり、四六時中マウンティングしている事案が満ち溢れていますね。 気休めにTVをつければ(ほんとはつけません)、まークソみたいな話が99.5%という次第でして、あーTVはもうダメだ、じゃあネットだなとググれば、まーそこにもクソみたいな

ポーターズを退職しまして、HRビジネスコンサルタントと釣りメディアORETSURI編集長になりました

みなさんこんにちは。平田 剛士と申します。 まずはじめに。 このnoteですが、8月の入道雲がもくもくしている日に下書きしておいたものの、あれこれ後回しにしていました。 ということで今更次郎感満載ですが、ご容赦ください。 やはりお会いする方々から 「何をしているのか不明」「えーやめたのー!?」 というコメントをいただくわけでして、やはりわたしの人生における大きな区切りですので、PRとかPRとかPRのために昨今流行りの退職エントリーを人生の振り返りもかねて公開してお

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上機嫌の効用について、このわたしが語ります

大人になると、不思議なものでしかめっ面をしやすくなる。 たいしたことを考えていなくても、とにかく顔をしかめる。 たいしたことを考えているかのように難しい顔をする。 考えていることは、たいてい、 「はー、この仕事つまんねー、はよ帰りた産業(株)」 とか、 誰かを意識して、 「やべ、真剣にやってるフリしよ」 とかである。 たぶん。わからんよ。わからんけどそんな気がする。 いやさ、本当に真剣にやってしかめっ面になっている人もいるでしょうよ。そんなところ突っ込むな

「お客さまー、不幸フラペチーノ・トールサイズでございまーす」

雨ですね。ああ雨ですね。雨ですよ。 某星場にて、中年マダム2名が、誰誰が裁判沙汰になったとか、誰誰が精神病になったとか、誰誰が自殺未遂した、誰誰が不倫しているとか、誰誰の子供が引きこもりだとか、誰誰の旦那さんは出て行って帰ってこないみたいとか、私だって離婚するつもりだったとかの話題を嬉々として話している。 嬉々。 嬉嬉嬉。 嬉嬉嬉嬉嬉嬉。 実に、うれしそうである。 他人の不幸を話題として、話す。 深く考えなくても、これは人間としてもっとも忌み嫌われる界隈の世間話

いつもと違ったことをしてみると違ったことがおきる

朝起きて、いや、うそです。昼前に起きて、いろいろやってそろそろ出勤してやりますかと、誰のためでもなく自分のためにしてやった感を出しつつ、外にでると、とてもよい季節で川沿いの道は新緑で色とりどりの屁鯉らに稚鮎のむれが混じり気持ちよいわけです。 朝には、朝の良さがあって、昼さがりには昼下がりだけのよさがある。 いやはや、これはたしかだなと。 そこから川沿いに進むと桜が青々としていて、小学生の子供ちゃんたちにつまれていないだろう高さに、サクランボがなっているのをつまむと、血の

あなたは、いつまでもストローでズーズーやり続ける音を聞いて不快に思うか?

年百年中、スタバにいるとフラペチーノ系を中心に、おもに高校生や中学生&小学生が、残量もないのに、ストローでズーズーやり続ける音を聞くことがあるんです。 最初にズっとなったらやめればいいのにと思うのだけども、だいたい彼らはズーズーやり続けるわけですよ。 で、 それをわたしはガン見するのだが、周りの人はどう思っているのだろうとふと思ってTwitterとFacebookでアンケートしてみたのです。 ■質問は ストローでズーズーやり続ける音を聞いて不快に思いますか? ・

猛烈な怒りがメラメラと燃え上がるときに唱える呪文『金地院崇伝』

この世界は、極楽浄土のように喜びだけに満ちていればよいのですが、そうは問屋が卸さないという話でして、まァ喜怒哀楽があるから人の世は輝きがあるんでしょうな。 いいでしょう。今日は、アングリーの話をいたしましょう。 アングリーとは、怒りのことです。 兎角この世はアングリーに満ちています。 人種間、宗教間、国家間のアングリー。 サラリーマン同士のアングリー。 経営者同士のアングリー。などなど。 自宅に家族がいれば自宅内で、家人がいなくてもPCやスマフォのよくわからない

カフェで「一喝」呪文をつかってみた・・・

某カフェにて空席をさがしてみると、奥のほうに1つあった。 近寄ってみたところ、奥側の席に忍成修吾系(『リリイ・シュシュのすべて』のね)のイヤホン高校生のリュックが大幅にはみ出ていたので、 もしや友達でもくるのかなと思い、念のため、 「ここ、座ってよいですかね?」 と聞く。 すると、容量0になったフラペチーノ系の飲み物を前にした青白イヤホン高校生は昆虫のような眼でこちらをみつつ、イヤホンをしたまま、無言で返事をしない。 幽かに首をかしげているようにもみえるがよくわか

望んだ選択肢じゃなくても絶望しなくてよい - うちのばあちゃんと防空壕の話から -

この文章では、主に望んでいなかった進路に自分がいると思っている人に向かって書きます。 学生、社会人を問わず、この気持ちがよい季節のなかでなんともやりきれない想いの方もいるはずかと思います。 そんなみなさんのお力に少しでもなれればと思います。 ★★★★★ この春、新社会人や新入生となったみなさん、就職活動や受験勉強おつかれさまでした。 自分の未来をつかみ取るために否が応でもやってくるこれらの変化。みなさんは満足していますでしょうか。 選ばれた人がいれば、選ばれない人

ガンダムか、ジムか、シャアザクか

スタバにて。 世界史Aに滅茶苦茶マーカーを引いている女子高生が、英語単語帳の画面を撮影している女子高生に対して、 「ガンダム今日見た?」 「あ、ホームいたよー」 「うそー」 「いたいた。藤沢のホームにいたってほんとー」 「ガンダム、今日も元気でやってんだねー」 みたいな会話をしていた。 貴殿たち、よくガンダムなんか知ってるな。女子高生までリーチするガンダムすげーな。おい。と、わたしは、機動戦士ガンダムが藤沢駅のホームでJRをそぞろに待っている姿を想起しながらも、おそら

あんたにおくるけん持っておいてよ

いつからだろうか。 わたしは涙もろくなった。映画をみたり小説を読んだりするとすぐ泣くようになった。 人の話を聞いて共感しすぎて涙をにじませることもおおくなった。 時を同じくして、年末になると中島みゆきがヘビーローテ―ションされるようになった。 イヤホンで聴いていることが多いのだが、音楽を流していなくても、脳を走る彼女の言葉がある。 タクシードライバー、ファイト!、二隻の船、ホームにて、悪女、永遠の嘘をついてくれ、泣かないでアマテラス、糸、EAST ASIA、紅灯の海

じぶんのなまえについて考えてみたアレコレと長渕剛と『花の慶次』界隈について

わたしの名前は剛士で、よく「剛」とか「たけし」とか間違えられることもあるのですが、「つよし」という名前の人についてはなんとなく親近感を持っています。   人の名前はもれなく親が想いをもってつけているんですよね。 最近は、この視点をもっていろいろな人の名前を眺めています。 みんないい名前だなーと。   むかし、保育園の卒業アルバムだかに我が母の和子によるコメントがあったのですが、   「剛士という名前は、金剛力士像からつけました。金剛力士のように強くなってほしいと思います」