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目からビームを出して!

発声の練習における
「目からビームを出して!」
というイメージワードを紐解いてみましょう。

あ、そうそう、
歌っている時に目からビームを出したら
お客さんが大変な事になっちゃうので、
歌っているときは
目からビームを出さないでくださいね。

ところで、
類似するイメージワードとしては、
・マスケラに声を集めて!
・おでこに振動を感じて!
といったものが数多くありますよね。

これらの事実から考えますと、
目やおでこのゾーンは
「発声において何か大切っぽい?」
と想像できます。

実は、
目からビームは出ます。
 (いや、出ないですよ(笑))
マスケラに声を集められます。
 (いや、集まらないですよ(笑))

しかしながら、
それらのイメージワードを
解剖学で紐解くと、
「・・・それってめっちゃ的を射てますやん!」
と理解できちゃうわけなのです。

これ、本当なのですよ。

今回はそのあたりを
解剖学的に解説してまいります。

それでは、
身体の5つのつくりから
みてまいりましょう。

1つ目:頭の真ん中の骨
2つ目:軟口蓋(なんこうがい)
3つ目:舌の奥
4つ目:喉の横の壁
5つ目:首の骨

これら5つのポイントを読み解いていくと、
今日からあなたも目からビームが出せます。
(だから出せませんって)

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